百々ヶ峰 ~ヤシオサク~
反射板へ寄り道
山頂からまずはひたすら下る。
十分景色も楽しんだところで、次の目標地点である西峰と反射板に向かう。山頂からは西にひたすら下っていく。途中分岐があるけど、指導標が立っているので迷うことはない。枝道がかなり多いけど、大抵は本ルートに合流するので寄り道をする必要は無し。しかし枝道が多いので、初めて訪れる人は地図若しくはGPSは持っていたほうが良い。
下ったところから再度登っていくと西峰頂上と書かれた看板と三角点のある百々ヶ峰西峰に到着。辺りは木々に囲まれて景色は望めない。そのせいか先ほどの主峰とは異なり、人がいないし気配もしない。
途中にある分岐に立つ指導標。ここから先は西峰に向かうのだけど、指導標には洞山と書かれている。手前は三田洞展望広場へと下りていく道。
ルートはフラットで整備されているので初心者でも大丈夫。
ここも登山道というよりは遊歩道だ。
一登りすると西峰に到着。小さな看板と三角点のある寂しい山頂だ。辺りは景色は望めないし、ピーク感があまり無いせいか誰もいない。
四等三角点。点名は「下岩崎」。
百々ヶ峰が双耳峰とは聞かないな。
あくまで西峰はピークハント。この先に反射板があり、目の前に金華山が見えるのでそこまで行くことにする。12年前のかすかな記憶をたどりながら歩いていくと反射板が見えてきた。反射板は山間部など電波が遮られるところに電波を送るために設置されている。
フェンス伝いに踏み跡が続いているので先に進むと、左手に視界が開けた。百々ヶ峰山頂からちょっと角度が変わった景色。かつて木村さんが眼下に広がる街並みを「まるで精密模型のようだ」と呟いたのを思い出したよ。
ここからは別ルートも続いているが、今日は一旦来た道を引き返す。
途中にある指導標。これも12年前のまま。
頭上に反射板だ。
フェンス伝いに先に進んでいくと…
目の前に金華山と長良川。絶景の地だ。
ここから諏訪神社に下りていくルートが続く。
枝道が多いので、間違えると思いがけないところに下りる羽目に。
今日は来た道を引き返す。迷わないように。