片知山 ~藪山キャンセルでヤブ山~
ふくべのはずが…
なんだかんだでここのところ忙しく、とはいっても何とか山に行く時間を作って登りに行きたいのだけど、時間の成約があってかなかなか遠くまで行く気が起こらない。できれば信州、鈴鹿辺りまでと思っているのだけど、準備や片づけなどを考えるとやはり近場がいい。そう、迷ったら納古山なんだけど、納古山は今月の祝日に登ったので今回はこれまた何回も登っている瓢ヶ岳にしようかと思って準備に取り掛かる。
実はこの日はアッちゃんからの誘いで揖斐の山に行く予定だった。この時期には恒例となってしまったアッちゃんとの藪山なんだけど、直前になってアッちゃんの都合が悪くなり中止。ソロで藪山に行くのもちょっと怖いので、ここはルートも明瞭で何度も登ったことのある瓢ヶ岳にしたわけ。
ただ何を思ったのか、美濃の街中を過ぎた辺りでふくべの森の向こうの登山口まで延々と急坂を上っていくのもなんかめんどくさいな・・・。急坂に差し掛かる前に確か神社から片知山への登山口があったっけ・・・というのを思い出し、急遽片知山へ変更することに。なんとまあ、これだけ行き当たりばったりなんて里山とはいえ、いつ遭難してもおかしくないよね。
板山神社の近くにある駐車スペースからスタート。雪はまだまだ降ってもいない。
というわけで、板山神社の近くに車を停めて神社横の舗装路の急坂を歩いて行く。確かこの先が登山口だったはず。前回は2014年の年末にす~さんと登り、バテバテになって挙句の果てに下山時に足がつってしばらく雪の中を座り込んでしまった記憶がある。今回はこれで三度めの片知山。さほど標高差もないのでサクッと登ってサクッと下りよう。
舗装路は大きく左にカーブしているところに片知山登山口がある。ここから植林帯の中の緩やかな坂を登っていく。途中で堰提を巻くと登山道は細くなっていくが、踏み跡は明瞭。ただ標識や指導標は見当たらないので所々にあるテープを頼りに先へ進む。道端には仏像が祀られていているので、登山道の目安ともなっている。
舗装路の途中に登山口があるが、これといった標識も無いため、初めて来る人はちょっと迷うかもしれない。
最初は緩やかな植林帯の中。
神底谷に沿って歩いていく。
堰提を過ぎると登山道は狭くなっていく。
所々にある小さな滝。帰りに寄っていこう。
踏み跡は何とか明瞭。見落とさないように。
ここは信仰の山。随所に仏像が祀られており、登山道の目印にもなっている。しかしこの先だんだんと踏み跡は不明瞭になっていく。
ほんのちょっぴり残っていた紅葉。
唯一残っていた標識。かなり古いよね。