荒島岳 ~古の道と新道~
どこまでも遠くへ
かなりしんどかったけど、荒島岳山頂に17年ぶりにやって来た。空は青くどこまでも遠い最高の眺めだ。早々にザックを下ろして周りの景色の写真を撮影。
やはりここからは白山~別山~銚子ヶ峰と続く美濃禅定道の山々が格別に美しい。17年前はガスでほとんど見えなかったけど、遠くに槍から穂高への稜線もはっきりと見えている。その右手には乗鞍、御嶽と続き、更に中アから南アにかけて思わず微笑んでしまうくらい。
十分景色を満喫した後は三角点からちょっと離れてお昼ごはん。暑くもなく、寒くもない絶好の登山日和だ。
17年ぶりの荒島岳山頂。記憶にある山頂よりも意外に広かった。
山頂にある方位盤。なんとカシミール3Dがソースだ。
一等三角点の点名は「荒島山」。「岳」じゃないんだね。
山頂にある祠。荒島大権現奥の院だ。
360°見渡せる山頂。前回登ったときは何も見えなかったけど、白山がこんなに見事だとはね。
白山を拡大。石徹白から美濃禅定道を歩いて銚子ヶ峰、一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰、別山と歩いたけど、こんな景色を見るとその先から白山へと歩きたくなってしまう。
山頂から北アと乗鞍。槍穂がここまで見えるとは思わなかった。本当に贅沢な眺め。
御嶽から中ア、南アの眺め。ここからの御嶽はなだらかな山容。中アは北の麦草岳から南の摺古木山まで全部見えるよ。
眼下には大野盆地が広がる。中部縦貫が整備されればかなりアクセスが良くなるだろうね。ちなみに大野ICから和泉IC間は令和4年度、和泉ICから油坂まではまだまだ先の令和8年開通の予定らしいよ。大野ICから先は永平寺大野道路を経て北陸自動車道につながっているね。
大野盆地が広がる。一気に高速で行くにはまだまだ先の話だ。
山頂からの景色を味わってね。