能郷白山 ~脚がパンク~
脚が怪しい
林道出合からもしばらくは急登。頑張って登っていくとルート上の所々に残雪が見られるようになる。そして「おむかえブナ」に到着。昨年の青空の中に新緑の木とは大違い。
ブナ林を過ぎるとだんだん周辺が雪に覆われてくる。早朝ということもあり、雪は締まっており足が埋まるようなことはない。しかしちょっと体調が優れない。足にちょっと負担がかかってきたようだ。やっぱり久しぶりなので仕方ない。もうちょっと天気が良ければ気分も優れるんだけどね。
今まで気づかなかった。お地蔵様。
登山道にも残雪が現れたが、これは序の口。
「おむかえブナ」に辿り着く。まだ葉の一枚も付けていない。新緑の季節はきれいなんだけどね。
しかしちょっと足が張ってきたかな・・・。
能郷谷はアプローチが長い。今日は山頂まで行けるかな?
「老ブナ坂」。朽ち果てたブナの木々が連なる。
辺りは雪に覆われてきた。
何とかトレースはわかるけど、時々アニマルトレースとごちゃ混ぜ。
登山道は残雪の下。今シーズン初めての雪上歩行。
どうやらここからは登山道は完全に雪の下。目指す前衛峰の前山はまだまだ頭上だ。残雪が続くとはいえ、アイゼンを装着するほどではない。トレースは確認できるが、念のためGPSで確認しながら先に進む。
ちょうど見通しが良くなったところで振り返ると、いつもの小津三山。ただ天気が悪いので薄っすらとしか見えない。ここで先程から怪しいと思っていた足がつってしまった。先に右足。落ち着いて歩きだすと今度は左足。ここでちょっと休憩。腰を下ろして足をほぐす。今日は前山まで行くことができれば御の字かな。
ようやく山頂まで半分。しかし足がついていかない。
振り返ると小津三山。雷倉はルートが整備されて登りやすくなったそうな。
いつもはゼブラ模様の能郷白山も今回はまだまだ雪が多い。
両足がつってしまった。ちょっと休憩。この先大丈夫か?
多少マッサージしたせいか、ゆっくりと足を動かすことはできるようになった。しかしペースは大幅にダウン。とりあえずは前山まで登り、そこから先を考えよう。
尾根伝いに雪の道を登っていくが、前山直下ではトレースが不明瞭になってきた。ここはGPSで確認しながら進んでいく。右手を見ると大きな白い山。白山がその雄大な姿を見せている。
あれ?ちょっと天気回復かな。このままでいてくれ~
春先は雪が融けてゼブラ模様になる能郷白山も今は真っ白。ちょっとその兆しは見えるけどね。
小津三山と一緒に徳山湖も見えてきた。
ひたすら尾根を伝って登っていく。
ここを歩けば前山。辺りはトレースが不明瞭。