笠置山 ~不思議な山~
北風の中の絶景
階段を登りきると平らな地面が開けている。その先には鳥居。ここが笠置山山頂か。鳥居に向かう途中に三角点がある。
し、しかし・・・北からの強い風が冷たすぎる。これまで南斜面を登ってきたせいか、立ち止まれないくらいだ。
登りきった先に鳥居が見える。あそこが山頂かな?
鳥居の手前に三角点があり、向こうには笠置神社奥社がある。山頂の標識はどこにもない。しかしここより高いところはないので、実質の山頂か?
二等三角点。点名は「御笠置」。
笠置神社奥社のの説明板。
かつては「舟伏山」と呼ばれていたこの山、平安時代に京都の笠置山に似ていることから「笠置山」になったそうな。
笠置山山頂を示す大きな看板が立っている。社の裏手に回ってみると、岩の片隅にひっそりと笠置山の標識。ここを山頂としよう。
笠置神社奥社。ここも信仰の山だ。
なぬ?山頂はこちら?
社の裏の岩に古びた笠置山の標識。どうやらここより高いところはないので、ここが山頂なんだね。残念ながら木々に囲まれて景色は望めない。
山頂は社の裏手。
排水が凍ってつららになっている。
この周辺ではヒカリゴケを見ることができるのだけど、あまりに寒いので今回はパス。でもって山頂からちょっと下り、頂上展望台に向かう。それにしても風がまともに吹き付けてくる。登る時は暑いくらいだったが、防寒対策をしておいてよかった。
そして山頂展望台からは予想以上の絶景に巡り逢う。
ヒカリゴケはまたの機会にしよう。
ちょっと下ったところに展望台がある。
展望台からは眼の前に御嶽、中央~南アルプスが一望だ。寒いけどここまで来てよかったよ。
ちょっと拡大して写真をつなぎ合わせてみる。真っ白な山々が見事としか言いようがない。
ここからの御嶽は剣ヶ峰から継母岳にかけて見ることができる。そういえば今年は剣ヶ峰が一時解禁になったね。
それにしても圧巻だ。独立峰なので景色はいいと思っていたのだが、ここまで絶景とは思っても見なかった。雪をかぶった山々だけでなく、小秀山などの裏木曽の山々、川上岳や位山などの飛騨の山など岐阜県の山々も手に取るように見ることができる。
今日はあまりに寒いのでここで切り上げ。また来てじっくり楽しもう。
展望台にある山名が記された看板。かなりアバウトで一部ちょっと違うような・・・まあ、気にしないでおこう。