笠置山

笠置山 ~不思議な山~

恵那山の弟分

  

日に日に寒くなるのに伴って12月に入り仕事がかなり忙しくなってきた。もうどうやっても追い付かないので、ここは開き直り。せめて土日の休日には仕事のことは忘れようってことで、以前から登ってみたかった恵那の笠置山に向かう。晴れた日には自宅近くから恵那山の左手にまるで「ミニ恵那山」の如く見えている独立峰で、知らない人が見るとあれが恵那山と間違えるほどだ。実際にバイクで近くを走ることもあるのだけど、やはり大きな山容を感じてしまう。

しかしこの笠置山、このような雄大な山容を誇る反面、舗装された林道が山頂直下まで通じているせいか、残念なことに登山としてはあまり人気はないようだ。山頂近くまで来るまで行くことができるなんて、まるで乗鞍スカイラインで行く乗鞍岳のよう。しかしちゃんと登山道は整備されている。こちらに住んでいる職場の人に聞いたところによると、廃校となった小学校跡から登ることができるとのこと。

いつものツーリングコースを走り、途中から外れて車で坂を上っていくと「姫栗ふれあい広場」に到着。広いグランドは小学校の跡地を思わせるが、すっかり地元住民のゲートボール場になっているようだ。

  
笠置山

小学校の跡地、姫栗ふれあい広場から出発。

笠置山

これもかつての小学校の正門だったんだろう。

笠置山

クリスマス寒波に反していい天気だ!!

  
笠置山

ふれあい広場からすぐのところに登山者の駐車場案内と笠置山登山道を示す看板が立っている。地図と見比べてみると、ここからまずは笠置山姫栗林道にたどり着き、そこからヒトツバタゴ自生地を経てひたすら登っていく。そして今度は姫栗林道を横切って山頂へ向かうルートとなる。地元の人は姫栗林道を車で上っちゃうそうだけどね。

笠置山

ふれあい広場から道路を渡ると左手にある登山道への看板。
大きな山だから、できるだけ下から登りたいもんだ。


  

ふれあい広場を出発し、まずは狭い舗装路の坂を上っていく。時々車が走ってくるけど、どうもこの先にも民家があるようだ。別荘地の跡地らしきところを過ぎて更に上っていくと、舗装が切れる。実質ここからが笠置山登山口か。舗装はされていないけど、道幅はそこそこあるのでジムニークラスならまだ入っていけそうだ。
しかしそう思ったのもつかの間。だんだんと路面は荒れ、大きな溝や岩が現れた。やはり車は入ってこないほうがいい。時々現れる笠置山登山道を示す看板に沿って歩いていけば道に迷う事はない。
しばらく見通しの無い樹林帯の中を歩いていくと、前方にガードレールが見えてきた。あそこが最初の目的地、笠置山林道だ。

笠置山

ふれあい広場からはまず舗装路を歩く。

  
笠置山

登山道を示す看板。これがあるだけでもありがたい。

笠置山

手作り家具を作っている「はせ工房」さん。今日はお休み?

笠置山

ここで舗装が切れ、本格的な笠置山登山の始まり。

  
笠置山

最初はフラットで緩やかな未舗装路が続く。ジープやジムニーなら入っていけるほどだけど、これ以上路面は荒れてほしくない。

笠置山

笠置山はこちらでよさそうだ。

笠置山

大きな溝と岩でかなり路面も荒れてきた。

  
笠置山

小さな沢のようになっている。大雨のときは本当の沢になるだろう。

笠置山

ここで大きく右へ。看板の矢印に従って行くこと。細い枝道は多々あるが、迷うようなルートではない。

  
笠置山

倒木が行く手を遮る。大雨や台風の爪痕か?

笠置山

たまにこんな大きな石も現れる。

笠置山

前方にガードレールが見えてきた。あれが笠置山林道だ。


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