下呂御前山 ~里山はいいね~
下呂の里山
熟睡していたところでスマホのアラームの音。あれ? なんで? と一瞬思ったが・・・そういえば今日は山行くんだったっけ。6月の終わりにはKUMAクンと西穂独標だったけど、景色は拝めず。次の土日も悪天候。いくら梅雨真っ只中とはいえ夏山を前にして体が鈍ってしまう。
今回は下呂温泉の東、下呂御前山に登る。ここは登りやすい里山で、山頂からは御嶽が絶景らしい。天気予報は曇り。まぁ、この時期景色は期待しないでおこう。国道41号を北上し、カーナビに従って大洞の集落に入っていく。だんだんと道が細くなり遂には未舗装路に。本当にこちらでいいのかな? でも「下呂御前山登山口」の看板を見ながら来ただけに間違いではないはず。車の腹を擦らないようにゆっくり進んでいくと右手に東屋が現れた。しまった。来過ぎてしまった。すかさず何度も切り返してUターン。そのまま来た道を戻ると「下呂御前山登山駐車場」の看板を見つける。ちょっと草が伸びているが、ここが駐車場。ホッとしながらも登る準備にかかる。
登山口までは約450mらしい。最初は舗装路、そして未舗装路の緩やかな林道を進んでいくと、先ほどの東屋のちょっと先に立派な看板だ。そう、ここが下呂御前山の登山口。しかしそこにはられている「熊出没!注意」の張り紙。そこに描かれているクマの絵がリアルすぎてちょっとビビる。
辺りに誰もいないけど熊鈴も持ったし、山頂に向けて出発するとしましょうか。
車が3台ほど停められる登山駐車場。無理に林道脇に停めないようにしたい。
下呂御前山登山駐車場の看板。最初見落としていたよ。
登山口に向けてまずは細い舗装路。
道は未舗装路に。緩く上っていく。
右手に東屋。ここの奥にも登山口があるらしい。
林道脇にある登山口。かつては作業道だったのか、杭で車両が入れなくしてある。間違ってもこの前に車を停めちゃダメ。
熊出没!! 注意っていってもね・・・。出会わないように。
看板には「山歩き案内」の図。拡大は「拡大写真」を見てね。
熊鈴を鳴らしながら登山道に入る。行く先はヒノキの植林帯のようだが、道はフラットで傾斜もさほどなく、快適なハイキングだ。所々で笹の中に踏み跡が見えているが、どうやら直登ルートなのだろう。道標は敢えて外した跡が見受けられるので、ここは立ち入らずに道標の指す方向に歩いていく。
それにしても整備された登山道だ。見上げると行く手はまだまだ先。ルートは大きくジグザグに続いており、そのせいかいつまでたっても傾斜は緩いままだ。
そして樹林帯を登り切ると目の前は舗装路。まずは最初の林道に合流だ。ここから先は? ここも道標の方向に従ってちょっと下る。すると右手に大きく「御前山登山道入口」。
どうやらここまで車で上がってこられるようだが、積雪期でもない限り下の林道から歩きたいもの。さほど時間かからないからね。
ヒノキの植林帯の中を緩く登っていく。
ルートはこんな感じ。荒れてはいない。
見上げると直登の踏み跡も見られる。
こちらは下から合流した直登ルート。
「四合目少し手前に山清水 山男」ってなんだ?
しばらく登ると舗装路に合流。
御前山登山口は左手らしい。
ちょっとだけ舗装路を下っていくと・・・。
現れた登山口。道の状態から見てもまさにかつての作業道のよう。
ツリガネニンジンかと思ったらどうやら違うような・・・ヤマホタルブクロか?