穂高槍縦走

穂高槍縦走 一日目 ~The last traverse of my life~

園地散策

始発のロープウェイに乗り、まずはしらかば平駅へ。次の第2ロープウェイを待つ列に並んでいると、ザックを担いだ一人の女声が声を掛けてきた。どうやら自分と同じ登山者なのだけど、何と昨日南アルプスに登り、今日は西穂山荘へと登るらしい。(仮にkokoさんとしておく)コロナの時期辺りから登山を始めたそうなのだけど、日本全国の山を登っているそうだが、ここ西穂は初めてとのこと。ロープウェイに乗った後もいろいろ山の話をし、いい時間を過ごすことができた。

そしてロープウェイは西穂高口駅に到着。天気は絶好の青空で、冷たい空気が心地よい。駅の外側は耐震対策なのか、はたまたリニューアルなのかはわからなかったけど、足場が組まれていて工事中だ。今日はたっぷり時間に余裕があるので、しばし外で腰を下ろして景色を楽しむ。青空の中の笠ヶ岳はいつ見てもいい。
始発が到着したばかりなので、まだ人は少ない。ちょっと歩いて槍の回廊に行ってみる。2年前に失意の中で下山し、ここで西穂の稜線を見ながら下りのロープウェイを待っていたところだ。今日も青空の中に西穂から槍へと続く稜線が見えている。明日はあそこ、明後日はあそこを歩いているはず。

  
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三等三角点の「栗尾」。設置は明治39年と歴史を感じさせる。

穂高槍縦走

いつ見ても裕大な姿の笠ヶ岳。今回は笠まで縦走したかったけど、笠ヶ岳山荘は営業前。それよりもあそこまで歩く体力が続かない。

  
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ここが今回の起点、西穂高口駅だ。今日を含め、三泊四日の旅が始まる。例年の北アルプス山行と比べ、難易度は格段に高い。とにかく気を引き締めて行かねば。

穂高槍縦走

乗ってきたロープウェイが今度は下りていく。

穂高槍縦走

二年前に訪れた槍の回廊へ。

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槍の回廊からの眺め。手前の稜線に隠れて奥穂やジャン、北穂は見えない。11年前に西鎌尾根から双六岳、鷲羽岳を経て雲ノ平まで歩いたけど、こうやって見るとかなりの距離だ。そういえば、鷲羽岳を過ぎた頃に御嶽が噴火したんだよね…。

  
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頂の森。ここは初めてかな?

ちょっと歩いて頂の森にも寄ってみる。以前訪れた時は、確か頂きの森は工事中だったはず。ここからも西穂や槍がよく見える。昨年は上高地から西穂山荘へと登り、一泊後に西穂、ちょっと足を伸ばしてP1まで登った。その先に続く稜線は一度歩いたことがあるとはいえ、危険なルート。多分今回で西穂~奥穂、大キレット越えは自分の山行履歴の中で最後になるだろう。この時のために準備もしてきたし、メンタルも良好だ。最終日の天気が怪しいけど、核心部を歩く二~三日目は何とかもってくれそう。後は随所での自分の判断を信じるのみだ。絶対に無理だけはしない。

穂高槍縦走

頂きの森から見た西穂への稜線。昨年登った山頂はとにかく絶景だった。

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そして槍への稜線。大キレットを無事に越えても、その後の中岳への登りの標高差がかなりきつい。


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