川辺の山2 ~かわべセブンサミット~
前回の続き
今年は例年よりも一日早く仕事納め。年末年始も一日だけ長いのはちょっと得した気分。そして今年の登り納めは前回残してしまったかわべセブンの2座。ちょうど飛騨川を挟んで西の5座は完登。今回は東の2座に登る。しかしこれらは前回同様、登山口が離れていて、やはり一般道を延々と歩いていかなければならない。まあ、前回も歩いたのだから、今回も歩くかってことで、まずは愛宕山登山口に向かう。
最初に登る愛宕山は米田富士とも呼ばれ、八坂山と同じく、山頂に米田城というお城があったらしい(お城といっても物見櫓程度とのこと)。
登山口からちょっと離れたところに駐車スペース。
愛宕山山頂へは何本かルートがあるらしいけど、今日は南登山道のある加茂神社から登っていく。車は鳥居から100mほど離れたところに停めておく。さて、今日でかわべセブンコンプリートか?
駐車場を出発してまずは鳥居から階段を登っていく。先が見えない、結構長い階段だ。階段を登りきると平坦な道が続いている。間もなく広場へ。見晴場の看板が立っており、西側の眺望が広がっている。飛騨川の対岸には前回登った鬼飛山、大谷山、そして八坂山が見えている。ちょっと石段を登っただけなのに、いい景色が見えてるなんて凄いな。
加茂神社の鳥居。今日はここからスタート。米田城のあった標高268mの山頂を目指して出発。
なんてシンプルな地図なんだ。
ここは南登山道だ。
まずは延々と石段登り。これがなかなかのもの。
石段を登りきるとフラットな道になる。
地名の福島は領主の福島一族に由来するらしいよ。
たどり着いた広場は見晴所だった。
見晴所には祠がある。加茂神社の境内はこの先か。
西側に広がる川辺の街。朝日に照らされてまだ空が少し赤い。それにしても寒いな… 年末だから当たり前か。
見晴所から更に歩いていくと、加茂神社が見えてきた。勧請年月は不明で、山城国(京都府)加茂神社を形取り祭神をまつるらしい。
それにしても静かだ。地元の人くらいいてもいいくらいだけど、誰もいない。登山道は境内の左に延びている。山登りは実質ここからだな。
しばらくは落ち葉の敷き詰められた道を歩いていく。
またまた現れた石段を登ると…
加茂神社に到着。米田郷の中心地だ。
山頂はこちら。あと165mなのでさほど距離はない。
加茂神社の説明の看板が立っている。登山道はその奥、山の中に続く。