川上岳 ~木村さんの辿った道~
川上の女神
そろそろ下山。帰路は大きな登り返しがないだけ楽だ。
川上岳の北側には位山と船山があるけど、この三山には伝説があるらしい。wikiによると、
位山には男の神が住み、川上岳、船山には女の神がいて2人とも心惹かれて競争し勝った川上岳の女神が位山の男神の妻となったという。2つの山の間に街道が作られ、それを「鍋づる尾根」と呼び、船山との間には大きな溝を作って行き来を遮った。その溝が今の「無数河の谷」と言われる。
地図を見ると、ああなるほどね・・・と実感。
山頂から続く笹原の中の登山道。天気がいいとこれも登山の楽しみの一つ。
ここまで誰一人と出会っていない。
分岐に戻った。来た道は左。
秋の澄んだ景色が楽しめるといいね。
途中小さな沢を横断。
一気に小広場まで下山。
随所に取り付けられている「危険 路肩注意 ゆっくり下山」の看板。ゆっくり下山ということは、やはり山は下り時に事故が多いということ。どんな山でも気を抜いてはいけない。
帰りは早いな。沢が見えてきた。
ここも慎重に丸太の橋を渡る。
下山はそこそこ早かった。無事に登山口にたどり着き、川上岳山行はこれにて終了。結局今日のこのルートでは下山時に2人の男性にすれちがっただけ。
しかし思った以上に登りやすかったし、初心者にはいい山かもしれない。ただしこの山域では熊には要注意なのと、登山口までの未舗装の林道が問題だ。
17年ぶりに登った川上岳はかすかな記憶と変わること無く、いい山だったよ。
登山口まで一気だ。でも走っちゃいけない。
さすがに登山口まで下りると暑いな。お疲れ様。
トナラー出現。お先に失礼するよ。