三池岳

三池岳 ~未踏の尾根~

三池岳への稜線

  

急登を登りきり、周りにシャクナゲの木が多くなると岩ヶ峰に到着。ようやく岩ヶ峰の標識もきちんとしたものが作られたようだ。ここでザックを下ろす。気温は高くないのだが汗びっしょり。改めて水分補給。しかし汗に濡れたシャツは立ち止まっているとどんどん寒くなってくる。

休憩もそこそこにして稜線に向けて再出発。今日は釈迦ヶ岳には行かないので、途中から尾根の直登ルートを外れて涸れ沢を横断し、あまり知られていない踏み跡を登る。上から石が落ちてこないか注意しながら沢を渡り、シャクナゲの木々の間に続く急なザレ場を半ば強引に登りきると稜線に到達。いや~いつもの如く疲れる疲れる。

三池岳

岩ヶ峰に辿り着く。いつもはボロボロの標識が地面に落ちているのだが、誰かがちゃんと作ったようだ。

  
三池岳

岩ヶ峰からちょっと歩くと現れる池。

三池岳

真っ直ぐ行くと稜線への直登。ここは右折。

三池岳

まだ咲いていたショウジョウバカマの花。

  
三池岳

そしてイワウチワの花もちらほら。

三池岳

葉っぱはまだ紅葉している。まだまだここは初春。

三池岳

沢のガレ場を横断し、薄い踏み跡を登っていく。


  
三池岳

ザレ場に足を取られ、木を掴みながらようやく稜線に辿り着く。そして振り返って素晴らしい景色を見るのが恒例となってしまった。

稜線に辿り着いて振り返ると見事な岩ヶ峰尾根。何度見てもこの景色はいいね。

今回の行程の断面図を見てみると、稜線までが登り一辺倒に対し、三池岳までの稜線歩きは小さなアップダウン。これがこの山歩きの気持ちのいいところ。辺りの木々は若葉は少ないけど、鈴鹿独特の環境であちこちに見られる馬酔木の木にはたくさんの花が咲いている。行く手の視界が開けた。三池岳ははるか向こう。相変わらず空には雲が広がっているが、ガスは掃けたよう。薄曇りの中を鈴鹿の地形を楽しみながらまずは中峠へ。

  
三池岳

薄っすらと雲が広がっている。

三池岳

釈迦ヶ岳は今回はパス。稜線を辿って中峠へ向かう。

  
三池岳

現れた馬酔木(アセビ)の花。

三池岳

鈴鹿の山ならではだね。

三池岳

釈迦の山頂は雲の中。

  
三池岳

あそこに見えるは段木。今日は行かないよ。

三池岳

南峠付近から三池岳への稜線。晴れていると稜線歩きがもっと気持ちいい。

  
三池岳

随所に馬酔木の花。季節的に満開の時期だったようだ。

三池岳

南峠を通り過ぎる。


  

間もなく中峠に到着。ここでザックを下ろし、腰を下ろして行動食を腹に入れる。相変わらずゴールデンウィークにも関わらず誰もいない静かな山だ。ここは南は釈迦ヶ岳、更には御在所岳へと続き、北へは三池岳を経て竜ヶ岳、藤原岳、御池岳と続く。本当はテント担いでのんびりと歩いてみたいものだが、テン場が限られているし、あったとしても一般のキャンプ場だったりする。

ほんの僅かだが休憩後、再度三池岳に向かって歩き出す。思えばこれ以上太陽が照りつけるとバテてしまうかな? ちょうどいい天気かもしれないね。

三池岳

中峠到着。三池岳までまだまだあるからここでちょっと休んでおこう。

  
三池岳

中峠で一休み。辺りには馬酔木がいっぱい。

三池岳

あそこが三池岳。あともうちょっと。

  
三池岳

いやいや、汗びっしょりだけど気持ちがいい。

中峠を出発、なだらかなアップダウンを繰り返して進んでいくと、今度は八風峠に到着。ここには大きな鳥居が建っている。
天気は相変わらずの曇り空。しかし暑くもなく寒くもなく、爽やかなコンディションだ。

自分が到着して間もなく数人のパーティーがバラバラと登ってきた。どうやら八風谷のルートから登ってきたのだろう。

ここから三池岳まではちょっと下って一登りするだけ。頑張って歩こう。

  
三池岳

八風峠に到着。

三池岳

八風谷から何人か登ってきた。

三池岳

ここから三池岳までもうすぐ。


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