三池岳

三池岳 ~未踏の尾根~

久しぶりに鈴鹿

  

ようやく暖かくなってきたと思ったらあっという間にゴールデンウィーク。”光陰矢の如し”とはよく言ったものだ。4月は中旬から天体観測に集中していたけど、せっかくの連休は山に行きたい。今回目指すのは鈴鹿。やはり連休でも混雑しない三池岳。自分にとって鉄板コースとなってしまった岩ヶ峰尾根から釈迦ヶ岳~三池岳の稜線を歩く。久々の三池岳であり、久々の鈴鹿だ。
そして今回の目的はもう一つ。岩ヶ峰から一つ尾根を挟んで北に段木尾根がある。ここが2年前に段木からの下山で歩いた。その段木尾根と岩ヶ峰尾根の間にあるもう一つの尾根。大平尾根を知ったのも2年前。段木から下りて車に戻る途中に登山口があるのを見つけた。今日は岩ヶ峰尾根から稜線へ登り、三池岳をピストンして大平尾根から下山する。問題は下りるポイントが見つかるかどうかだ。

  

いつもの八風キャンプ場を過ぎた路肩に車を停める。人気の出てきたコースなので、数台はいるかと思ったら誰もいない。まあ、時刻は朝の6時でまだ早いからね。準備を整えてこれまたいつものコースを歩き出す。沢を渡って踏み跡を・・・あれ? 踏み跡を見失い、仕方なくいつもの如く植林の間を強引に登っていく。久々だからね~。

三池岳

路肩の奥まったところに駐車。この時間では誰もいない。

三池岳

まずは八風キャンプ場横の沢の林道を歩く。

  
三池岳

ここから沢へ下りる。ちゃんと覚えているぞ。

三池岳

石には赤ペンキのマーク。間違えないね。

三池岳

前回はちゃんと踏み跡が見つかったんだけどね・・・。


  
三池岳

いつものルートに合流。前回は踏み跡を辿ることができたのに、今回は見落としてしまったらしい。
ここからは岩ヶ峰目指して急な尾根を登っていく。

目の前には踏み跡。何とかいつものルートに合流した。ここからは岩ヶ峰経由で釈迦~三池の稜線を目指す。ここは鈴鹿のコースの中でも好きなところ。もう何回登っただろうか。

そしてこの時期に登るのはやはり春の花。ここも含めて鈴鹿はヤシオのキレイなところ。山の所々に桜が咲いているようにピンクのヤシオの花がポツポツと見られる。時期がちょっとずれると散ってしまうので、タイミングが難しいけどね。

今回は随所にヤシオの花にお目にかかれている。ちょっと天気が微妙だけど、これもいつもの鈴鹿。
それにしてもこの尾根は登り甲斐があるな~。

  
三池岳

いつものザレ場のコル。

三池岳

咲き誇るアカヤシオの花。

三池岳

空は曇っているが花がきれいな鈴鹿の春。これだけでも来た甲斐があるというもの。

  
三池岳

岩場が現れる。ここは簡単。

三池岳

北山到着。標高は800mに満たない。

三池岳

春とはいえ、新緑の季節はまだまだ。尾根伝いに道は続く。

  
三池岳

青空だったらなぁ・・・

三池岳

ザレ場の向こうに三池岳の稜線。

三池岳

崩落地も難なくクリア。


  
三池岳

尾根から見る岩ヶ峰のピーク。左には鏡岩。まだまだ稜線までが遠い。

ちょっと行く手の視界が開けて岩ヶ峰のピークが見えてきた。まだまだあそこまで険しそう。その右手前には鏡岩が見えている。

そういえば前回ここを歩いた時は鏡岩に寄ってみたっけ。今回は時間もないのでやめておく。というより、鏡岩への分岐にはテープが付けてあったはずだけど、探しても見つからず。もしかしたら危険なので取り除かれたのかもしれない。

ここかな?と微かな記憶を辿ってみる。恐らくここが鏡岩への踏み跡だろう。今日はスルーして更に尾根伝いに登っていく。

  
三池岳

これが鏡岩だね。

三池岳

ヤシオの花が相変わらず綺麗。

三池岳

ヤシオの花が散ると次は若葉の新緑が山を彩る。ここはいつ来てもいいけど、やっぱ春がいいな。

  
三池岳

鏡岩を拡大。前回はあそこまで行ったんだけど、登りはしなかった。

三池岳

見る角度によってクチバシだったり尾翼だったり。


  1. 地図
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 4

このページの上に戻る