木曽駒ヶ岳 ～まだまだまだまだまだまだ・・・雪～
地吹雪が痛い
中岳へ向かう途中、宝剣岳を振り返る。独特の形をした天狗岩の向こうには今日登るはずだった三ノ沢岳。あちらも真っ白だ。
ロープにも吹き付けた雪が凍っている。まるでプールのコースロープのよう。
中岳登りの直下までは平坦な道。再度宝剣岳を振り返ってみると先ほどよりも三ノ沢岳の姿がよりよく見えている。
ここはまた安全な時に登ろう。ロープウェイを使えば比較的簡単に来ることができるもんね。それ故登るか登らないかは慎重に考えたい。
今日は立ち入り禁止になっていたけど、解除されても状況によって登るか登らないかを見極めなくてはいけないね。
平坦なルートから中岳に向けて軽く登る。しかしここでもたまに吹く強風に手こずる。とにかく氷の粒が顔に当たる。ま、ちょっとの我慢だ。
中岳を過ぎると左手に雪化粧の御嶽が飛び込んできた。まだまだあちらも雪山。そして目の前は木曽駒ヶ岳山頂。ちょっと下ってちょっと登るだけ。
中岳へ登る。さほど傾斜はないが、たまに吹く強風で顔が痛いよ。
ひえーたまらん。顔痛っ!!
中岳を超えると御嶽が姿を現す。
あれが御嶽だよ!! とアッちゃん。後方は木曽駒の山頂だ。
中岳を振り返る。さほど斜面はきつくない。
中岳から緩く下る。コルには雪に覆われた駒ヶ岳頂上山荘。山小屋といえば赤い屋根ばかりかと思ったら、ここら辺は青い屋根もあるんだね。もっと人で混雑していると思ったけど、意外にも歩いている人はちらほら。みんな下で滑っているのかな？
最後は緩く登れば山頂だ。いつのまにか風も緩くなってきた。快適快適。お、山頂に着いたようだよ。
コルには青い屋根の駒ヶ岳頂上山荘。そしてその向こうのピークが木曽駒の山頂だ。何度も書くけど、いい天気だな。
山頂抜向けて最後の登り。
ようやく山頂のようだ。乗越浄土からはさほど体力は使わなかったな。