木曽駒ヶ岳

木曽駒ヶ岳 ~まだまだまだまだまだまだ・・・雪~

春に残雪を求めて

  

何とも憂鬱で何もする気がなく、これが五月病かな~?と思う中、アッちゃんから残雪の中央アルプスを登りませんかとのお誘い。木村さんは仕事でまたまた都合が悪いため、ここは心機一転チャレンジすることにする。しかし季節は5月の連休明け。既に冬山装備は片づけてしまった。さすがに春の里山という訳にはいかないので、ちょっと前にしまっていたアイゼンやピッケルをたたき起こす。

目指すは中央アルプスの三ノ沢岳。駒ヶ岳ロープウェイで千畳敷まで上がり、そこから極楽平を経て山頂を目指す。三ノ沢岳のお隣の木曽駒ヶ岳は、以前梅雨明けに木村さんと登ったことがある。もう今シーズンは雪山は一段落と思っていたのだけど、予想外のお誘いに楽しくもあり心配でもあり。木村さんからは「気を付けて登ってきてください。」との返信があった。

  
木曽駒ヶ岳

4年ぶりの駒ヶ岳ロープウェイ。行列に並んではいるが思った以上に混雑はしていない。

この時期のバスの始発は7時半。登山客だけでなくスキー板やスノーボードを抱えた人も多い。バスとロープウェイ往復で3,900円。前回登った4年前と比べて100円の値上がり。

バスは混雑するわけでもなく、始発に余裕で乗る。40分ほどでしらび平駅に到着。ここからロープウェイに乗って一気に千畳敷へ。

ロープウェイは10分ほど。次第に周りの景色が真っ白くなってくる。ありがたいことに空は真っ青。こりゃ焼けるかな・・・?

  
木曽駒ヶ岳

バスでしらび平へ。スキーやスノーボードの人はちょっと窮屈そう。

木曽駒ヶ岳

しらび平でしばしロープウェイを待つ。

木曽駒ヶ岳

さて、ロープウェイ乗るよ。

  
木曽駒ヶ岳

ロープウェイ到着。さすがにこの標高では残雪は見られないようだ。

木曽駒ヶ岳

一気に標高が上がると同時に辺りは真っ白に。雪の白と空の青と鉄塔の赤がマッチしてるね。


  

10分ほどで千畳敷駅に到着。ここで外に出る前に登山届を提出する。一旦様子を見に外に出ると、最初はちょっと風が強いなと思ったけど、こんなものか。

ここでアッちゃんが極楽平の方へ偵察に歩いていく。すぐに走って戻ってきたアッちゃん。どうやらこの先は雪崩の危険があるため入山が規制されているようだ。よくよく見ると一部雪崩の跡も見えている。う~ん、どうしようか? ま、ここは予定変更で木曽駒ヶ岳を目指すことに。

  
木曽駒ヶ岳

まずは登山届を提出。ちょっとポストが小さい。

木曽駒ヶ岳

外に出るなり、アッちゃんが極楽平方面を偵察。

さっそくアイゼンを装着。久々ピッケルも手にする。八丁坂を見るとポツポツと既に登っている人もいるようだ。
そして登る前に改めて南アルプスの眺めを堪能。遠くにはうっすらと富士山も見えてるぞ。今の今まで気づかなかったのは眼下に駒ケ根の街並みが見えることだ。
それでは山頂に向けて登るとしますか。

  
木曽駒ヶ岳

ホテル千畳敷から外に出て千畳敷カールを見上げる。目の前には独特の形をした宝剣岳。まずは八丁坂を登って乗越浄土へ。

  
木曽駒ヶ岳

南アルプスも一望。よくぞここまで見えたもんだ。眼下には駒ケ根の街並み。となると、駒ケ根の人々はここをいつも眺めて暮らしているということだ。


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