奥穂高岳 ~白出の魔女が笑っていた~
遂に来た!!奥穂高岳波高し!!
休憩もそこそこに奥穂高岳山頂を目指す。とはいえ、いきなり槍の穂先へ登るような鉄製の梯子や鎖が設置されており、ペンキマークに沿って岩を登らねばならない。しかしこれは最初だけ。ある程度登ると後は普通の登山道となっている。まあ、これまでのガレ場と違って登りやすいことは登りやすいのだが・・・やはり体力がかなり消耗しているため息が切れてしまう。
しばらくすると右手から岩峰が徐々に顔を出してきた。独特の形。あれがジャンダルムだ。稜線は確かに前方のピークに続いている。ようやく山頂が見えてきた。

さあ、山頂へ向けて頑張るぞ。ここから登っていくんだ。ザックはデポせず担いで登る。

風力発電の風車が絶えずまわっている。沢を登るとき見たヤツだね。

いきなり現れた鉄梯子。まるで槍だ。長さははるかにこちらの方が短い。

矢印に従って岩を登っていく。しかし急な岩登りは最初だけ。鎖もあって安心。

ガレ場ではないが、疲れた身体にこれだけの登りでも息が切れてしまう。

右手に独特の形状の岩峰が現れた。ジャンダルムだ。
山頂が見えたがまだまだ登る。思った以上にキツイ。ここで後ろを振り返ると、山荘で見た涸沢岳の全容が見える。と、その後ろに尖ったものが・・・。お! 昨年登った槍ヶ岳だ! 思わず歓声。しばし見とれてしまった。もうちょっと登ればもっといい眺めに違いない。

ひえ~思った以上にまだまだ登るな・・・。
ゆっくりと高度を上げながら改めて辺りを見渡してみると、ゴジラの背のような前穂高岳北尾根、前穂の彼方には富士山がうっすらと見える。槍は涸沢岳より高く見えるようになった。何と言っても絶好の天気。槍から左へは笠ヶ岳がでーんと構えている。
山頂も近くなると、ジャンダルムの全容も見えてきた。2年前、岐阜県の防災ヘリが救助に向かう際に墜落したところだ。今日は天気がいいが、ちょっとでも天候が崩れると危険な箇所であることは言うまでもない。

山頂はもう目の前。息が切れてきたので、写真を撮りながらノンビリ登ることにしよう。






