高賀山 ~301回目は雪なし~
2024年再出発
今年は年始はゆっくりしたいところだったけど、元旦の夕方にかすかに地鳴りのような音が聞こえ、ストーブの五徳がガタガタと音がしたと同時にスマホから警告音。地震か? とテレビを見ると、ご存知のとおり能登で震度7の地震が起こり、津波も来ているとのこと。まさか新年の最初の日に未曾有の災害に遭うなんて何とも言葉が出ない。例年は年明けの休暇が終わるまでに1回は山に登り初めといくのだけど、さすがに今年は楽しむ気になれない。残りの休暇2日もテレビのニュースを見るのみ。新年早々悪い知らせは続くもので、岐阜でも鳥インフルエンザが発生して防疫作業の動員もあり、何かとドタバタで年明けを迎えることになるとは…
で、ようやく落ち着いた1月の下旬、前回の川辺の山で通算300回の山行で、次回が301回目。次の山はキリのいいときは大抵納古山か高賀山だ。納古山は前回、その前の前と12月に登っているので、高賀山に登る。もうこの時期なら平日は参拝客もほとんどいないと思う。何とか平日に休みをもらって高賀神社へ向かう。路面が濡れているのは夜に雨が降ったせいか。これはちょっと雪の上を歩くことになるかもしれない。今回はいつもの御坂峠ルートで登り、西尾根から加部峠ルートで下山。前回同じルートを歩いたときは吹雪で雪が深く、下山で危うくルートを見失ったけど、無事に林道に出て宮下林道を歩いて駐車場に戻った。しかし古びた案内板を見てみると、林道出合から更に南に遊歩道が延びているようだ。今回は遠回りになってもいいので遊歩道も含めたルートを歩いてみる。まあ、遊歩道ってくらいだから楽しんで歩けそうだ。
いつもの自然公園休憩舎の駐車場。今日も寒いわ。
この時点で雪はない。山頂はどうだろうか。
登山口に向けて出発。この時点で既に登山だけど。
間もなく高賀山の登山口。こちらは御坂峠ルートだ。今日は301回目の山行。400回目指して出発。
登山口にある東屋。暑い夏にお弁当食べたっけ。
あれ?雪は殆ど無い…
いつもの一度に5人以上渡ってはいけない橋。
前回訪れたときとは全く異なる景色だよ。
お、スズメバチの巣が落ちている。中にはいないだろうね。
ひたすら登り、ようやく岩屋に到着。登山口では寒かったのに、既に汗をかくほど。ここまで地面には全く雪は無くて、やっぱ今シーズンは暖冬なのだと感じる。とはいっても、1月初旬は奥美濃の山も真っ白だったんだけどね。ここ数日ですっかり融けてしまったようだ。
岩屋を通り過ぎ、御坂峠へ。ただ…あれ?こんなに距離あったっけ? 前回登ったのが2021年の年末。約2年前のことなんだけど、すっかり忘れているぞ。御坂峠からは稜線に沿って山頂へ。ここでも山頂まだか…? と思うほど。軽くアップダウンを繰り返しながら高度を上げていくと、ようやく山頂。やっぱ雪があるときと無いときで違う山に登っているようだ。
岩屋に着いた。ここまでかなり体力使い、汗もかなりかいている。ここで小休止といきたいところだけど、止まるとどんどん体が冷えてくるので、冬の登山は難しい。休むことなく、御坂峠へと向かう。
ようやく御坂峠。なんか遠かったな。ここまでも雪は無く、冬の奥美濃を登っている感じがしない。
峠の向こうに舗装された中美濃林道。
さあ、山頂へ。とはいってもこの先も雪は無さそう。
山頂が見えてきた。疲れたぞ~!!