各務原・関南アルプス

各務原・関南アルプス ~私も今日から山ガール~

山ガール、始める

  

くどいようだけど今年で登山を始めてから20年目に突入。思えば近郊の山から美濃、揖斐、鈴鹿といったちょっと遠いところや北ア、中ア、御嶽、白山、戸隠など中部地区界隈をいろいろ登ってきたわけ(なぜか南アと乗鞍には足を踏み入れていない)。まだまだ登っていない山が多く、これからもいろんな形で登っていくだろう。もちろんこれまで登った山もリピートする。

  

まあ、自分のことはさておき、星の観望会のLINEグループのアコさんから「山ガール始めます」ってLINEが入り、お友達と登山靴を買ったそうな。これはマジだなと感心してたけど、どうやら登山は本当に初心者だったらしい。じゃ、一緒に登りますか。ということで、日程調整して久しぶりのパーティー登山となった。
さて、初心者となると最初に登るのはどの山がいいのか? アコさん曰く、猿啄城の城山、鳩吹山、各務原権現山などを挙げていたので、今回は各務原・関南アルプスで坂祝から城山に登り、明王山へと縦走し、北尾根で下山する周回コースを歩くことにする。パーティーはアコさん以外に一緒に登山靴を買ったノブさんの三人体制。二人の体力がどのくらいかわからないので、まずは城山まで登り、かなり厳しかったりパンクするようならそのままピストンで下山することにしよう。登山が楽しくなるかどうかは最初が肝心だ。

各務原・関南アルプス

登山靴を購入。かなりのお値段にビックリしたそうだけど、いい靴だもんね。


  

それにしても寒い。極度の冷え性には厳しい寒さが続く。何年かに一度の寒波が来たとのことなのだが、幸い今日はいい天気の予報。第二駐車場で待ってると、まずはアコさんが到着。ちょっと遅れてノブさんも到着。ノブさんはここに来る途中で迷ったようで、早速道迷いの遭難。無事に全員集合したところで登る準備。新調の登山靴を自分なりに履いてみる。防寒対策もしっかりしていざ出発。山ガールたちの初登山ということもあり、なんか自分もワクワクしてきたぞ。

  
各務原・関南アルプス

今日は第二駐車場から出発。登山口までウォーミングアップ。

各務原・関南アルプス

登山口からスタート。ドキドキで山ガールが始まる。

登山口から城山、猿啄城展望台へと続く登山道を登っていく。標高差は約200m強だけど整備された登山道なので問題なし。とはいっても初めての登山はおっかなびっくりでただひたすら必死で登るのみ。ここで大事なのはマイペースを守ること。最初から余裕で飛ばすと後からバテてしまうからね。

  
各務原・関南アルプス

入山者を数えるカウンターをポチッとして出発。

各務原・関南アルプス

しばらくは樹林帯の中をひたすら登る。

各務原・関南アルプス

道はジグザグ。いきなり直登だと大変だ。

各務原・関南アルプス

道には薄っすらと積雪。昨晩降ったようだけど、今日はいい天気だ。自分の後にノブさん、その後ろにアコさんと続く。

  
各務原・関南アルプス

かなり標高が高くなった。まだまだ大丈夫。

各務原・関南アルプス

それにしても昨晩はそこそこ降ったようだね。

各務原・関南アルプス

左手に木々の間から視界が開けた。眼下にJR高山線、坂祝バイパス、国道21号、木曽川、そしてその向こうには鳩吹山、美濃加茂の街、遠くにはうっすらと恵那山も見えている。一気にここまで登ってくると見える景色も全く違う。二人とも思わず立ち止まって景色を楽しんだ。
しばらくすると「あと100m」、そして「あと50m」の表示。何とか順調に登ってきているようだ。あと少し頑張ろう。


  

頂上に到着。ここには展望台があり、今日は何人か登ってきているようだ。ノブさん、続いてアコさんも到着。振り向いて絶景に感動。早速展望台に上がってみる。

  

展望台からの景色は格別だ。登山道から見た景色とはまたちょっと違う。今日は遠くは雲がかかっているものの、辺りの景色はよく見えている。御嶽は山頂に雲がかかっているのみ。普段は見ることのない絶景だ。しかも自分の脚で登ってきたのだからまた格別だよね。

各務原・関南アルプス

山頂にもそこそこの積雪。まずはノブさん到着。

各務原・関南アルプス

続いてアコさん。よく頑張りました。

  
各務原・関南アルプス

猿啄城跡の展望台。夜はライトアップされる。元旦は初日の出を見る人達でかなり賑わうそうだ。

各務原・関南アルプス

景色を楽しむ二人。良かったのは二人ともバテなかったこと。この先の行程に見通しがついた。

  
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相変わらず良い眺めだね。持ってきた双眼鏡を貸してあげると、また違った迫力ある景色にビックリだ。


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