御嶽剣ヶ峰

御嶽剣ヶ峰 ~できてたことができなくなるとき~

梅雨の間の晴れ間

  
御嶽剣ヶ峰

眼下に青く広がる三ノ池。ここまで来ることができて満足。猛暑にも関わらず、わずかに残雪が見えている。

いつ見ても美しい三ノ池だ。この先の二ノ池は噴火による火山灰で真っ白となってしまったけど、三ノ池へは影響はなかったようだ。時間的に五の池小屋はスタッフさんしかおらず、登山者も辺りに誰もいない静かで良い雰囲気だ。三ノ池の左手には四ノ池と継子岳。五の池小屋から継子岳に続く断層が続いているけど、最初木村さんと登って見たときはその壮大さに思わずビビってしまったなあ。

何とか飛騨頂上まではたどり着いた。次は何処までいけるかわからないけど、まずは二ノ池までは歩いていきたい。

  
御嶽剣ヶ峰

水が溜まっていない四ノ池と後方は継子二峰。

御嶽剣ヶ峰

こちらは継子岳本峰。相変わらず断層がすごいけど、辿っていくとシン谷に続いていくらしい。

  
御嶽剣ヶ峰

いつもの光景。空に浮かぶ飛騨頂上の祠。

御嶽剣ヶ峰

最奥に見えているのが剣ヶ峰。あそこまで行けるのか?

御嶽剣ヶ峰

五の池小屋の左側に五ノ池。今日は十分水があるよ。


  

何とか余力もあるので、剣ヶ峰に向けて再出発。さて、この先どこまで行けるのか。まずは左手に三ノ池を見ながら軽くアップダウンを繰り返してサイノ河原避難小屋へと向かう。辺りにはこの季節の高山植物が随所に咲いている。相変わらず日差しは強いが、湿度が低いので心地いい。三ノ池へ下りていく分岐を過ぎると、ちょっとした登り。そこを越えると避難小屋が見えてきた。ここまでも何とかいい感じで歩いてきたけど、ちょっと小休止。

  
御嶽剣ヶ峰

さて、僅かに顔を出している剣ヶ峰に向けて歩き出す。何とか頑張ってみよう。

御嶽剣ヶ峰

残雪の向こう、行く手に見えるはアルマヤ天。

御嶽剣ヶ峰

右後方になった三ノ池。

  
御嶽剣ヶ峰

青い空にナナカマドの白い花が映える。

御嶽剣ヶ峰

足元にはミヤマキンバイ。

御嶽剣ヶ峰

もう一度三ノ池周りも歩いてみたいな。

  
御嶽剣ヶ峰

三ノ池の畔、開田頂上への分岐。

御嶽剣ヶ峰

アルマヤ天も近くなってきた。

御嶽剣ヶ峰

見下ろしたところが開田頂上。避難小屋とトイレが見えている。

  
御嶽剣ヶ峰

何とか噴火の影響を間逃れた三ノ池。6月くらいはまだ湖面に雪の塊が残っており、ドラゴンアイと呼ばれるほど壮観な眺めだ。

御嶽剣ヶ峰

ちょっと頑張ってガレ場を登った先がサイノ河原避難小屋。

御嶽剣ヶ峰

古びた看板はまだ存在した。

  
御嶽剣ヶ峰

避難小屋からサイノ河原、剣ヶ峰方面を望む。御岳が噴火したときは二ノ池の山荘から飛騨側へ何人の人がここを歩いて逃げたのだろうか。

御嶽剣ヶ峰

天気は良し。いい青空。

御嶽剣ヶ峰

まだ体力は大丈夫。次の目標は二ノ池山荘だ。


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