御嶽剣ヶ峰 ~できてたことができなくなるとき~
何処までいけるか
結局6月は何かと忙しいのと梅雨真っ只中ということもあり、再始動は梅雨明け間近の7月に入ってから。今回は久しぶりに仕事休みをもらって御嶽に登る。未だ大滝頂上から八丁ダルミを経て剣ヶ峰に至るルートは未だ規制されているが、今月末に解禁になる模様。思えば2014年9月27日にワリモ岳辺りを歩いているときに噴火が起こり、次の日の早朝に水晶岳山頂から見た御嶽からは長い噴煙が東へと続いていた。下山時にすれ違った登山者に教えてもらって、初めて昨日噴火したことを知ったんだっけ。
その後、翌年に飛騨頂上まで登り(そこから先は通行禁止)、剣ヶ峰が解禁になった2018年の翌年に濁河から剣ヶ峰まで登った。今回は5年ぶりの剣ヶ峰なのだけど、ここのところの体力の低下が著しく、剣ヶ峰まで体力が続くかどうか心配だ。まあ、途中でダメだったらいつものように引き返せばいいこと。もしかしたら飛騨頂上が限界かもしれない。
小坂からいつもの道幅の狭い山道を走って濁河温泉に向かう。まだ日の出前なので真っ暗なのだが、コロナ禍のせいか濁河温泉も以前に比べて寂れていると感じるのは気のせいだろうか。既に駐車場には何台か停まっており、空きスペースもあったのだけど下の広い駐車場に停める。辺りはまだ暗いので明るくなるのを待って出発するとしよう。
まだ仙人橋方面は通行止めなので、前回と同様のルートをたどる。しばらく舗装路を歩くとすぐに左手に登山口がある。ここから本ルートに合流するまではちょっと荒れた遊歩道を歩く感じだ。7合目手前で本ルートに合流してからはおなじみのジョーズ岩、湯の花峠、蛙岩といつものチェックポイントが続く。
日の出時刻に合わせて出発。
駐車場近辺には「噴火警戒レベル1」の看板が立っている。
登山口はこちらを歩いていく。
もちろん登山届を提出。
舗装路を歩いていくと左手に遊歩道兼登山道の入口だ。仙人橋経由よりちょっと距離が長くなるけど、いずれはこちらがメインルートとなるかもしれない。
暗い樹林帯の中。既に日の出時刻は過ぎている。
緩いアップダウンを繰り返していく。
何箇所か通行止めの標識。
こんな感じで荒れた箇所も。
歩きにくい箇所は木道が設置されている。
ここで従来のルートと合流。
ここから坂がちょっときつくなってくる。
まもなく7合目に到着。先は長い。
お馴染みのジョーズ岩。
湯の花峠に到着。古びたリスの看板はまだ健在だった。ここはいつもの休憩ポイント。
看板の下にかろうじてリスを確認。
そして変わらない蛙岩。
見上げるとこの季節にサラサドウダンの花。
登山口から五の池42刻み。五の池までまだ半分も来ていない。この先どこまで行けるだろうか?