夕森天然公園 ～のんびり滝巡り～
静かすぎて何もない
林道の終点はちょっとした広場だ。そして看板の横が天然公園への登り口となっている。ここからは再び荒れた登山道。樹林帯の中の細い登山道を歩いていく。
ここもまた鬱蒼として鳥の声しか聞こえない。右手に避難小屋を過ぎるとT字路を右へ。湿地帯の中を木道が続いている。まるで北ア縦走のようだ。この雰囲気、いいなあ。
木道はわずかの距離だったけど、間もなく木々の向こうに天然公園の看板が見えてきた。
林道終点に到着。林道出合からそこそこ歩いてきた。ここから右手に細い道が延びている。ここが天然公園への入り口。あと少し頑張ろう。
道はちょっと荒れている。歩く人が少ないのだろう。
途中に避難小屋がある。ここはスルー。
T字路を右へ。ここは周回できるようになっているそうだ。
湿原に現れた木道。そういえば北ア縦走でよく見かけた光景だ。静かな山の中、いい雰囲気。北ア縦走行きたいな・・・。
木道は僅かな距離だ。この先が天然公園、というかもう公園内だ。
目的地に到着。17年振りの再訪。
ここが今日の目的地の夕森天然公園。とはいっても辺りは木々に囲まれていて何もない。唯一古びた櫓があるだけだ。17年前と同様、櫓に登ってみる。ちなみにここは5人以上は禁止。最上階には方位盤が設置されているが、周りの木々が成長して北アや中アの山々はかろうじて木々の隙間から見える程度。
「なにもないね・・・」と思うのは17年前と一緒。しかし何も無い割には訪れてみたくなる所だ。こんなに静かで人もいないところにのんびりできるのは、ある意味贅沢なことだ。
天然公園に到着。ここら一帯が天然公園なのだけど、ここが標高が最も高いところ。
櫓に登ってみる。17年前と同じく、ボロボロなのは変わらない。ちょっと登るのが怖かったけど、崩れる心配はなさそうだ。しかし多人数はさすがにやめたほうがよい。
櫓にある方位盤。これまた17年前と変わってない。
ザックを下ろして景色を楽しむ。お昼には時間が早い。
櫓の周囲は笹原が広がる。
遠くの山々は木々の間からかろうじて見える程度。
ここからは柿其渓谷へのルートもあるようだ。歩く人はいるのかな？
古びた看板。中津川にある自然公園も夕森公園だ。
見てのとおり何もない天然公園。しかし訪れる価値はあるよ。
お昼には早いので、先に天然公園を後にして帰路に入る。まずは林道終点へ来た道を引き返そう。
何度歩いても気持ちのいい木道。コロナ禍で感染者が増大すると、北ア縦走も断念せざるをえないかな。
分岐は左へ。ちょっと周辺にガスが立ち込めてきた。
間もなく林道終点。ここからまたまた林道歩き。