高鳥屋山 ~ドヤ顔してたら~
阿智は寒い
梨子野峠からは下り一辺倒。植林帯の中をひたすら下りていく。途中シカが出てきてもおかしくないような静かな登山道を歩いていくと、ちょっとした広場、というよりは舗装路の終点に出た。恐らくここがこちらの登山口なのだろう。此処から先は細い舗装路が続いている。それにしても静かなところだなあ。
この先の国道256号線は清内路街道と呼ばれ、かつて水戸浪士が通過したと言われる交通の拠点だったらしい。この街道から何人もの武士たちが梨子野峠を越えて高鳥屋山、坊主ヶ城へと行き来したのだろう。
途中で水場がある。
ひたすら下っていく。
地元の人達が建てた看板。ここで一休みしようってこと。
坂もゆるくなってきた。
小さな沢を渡る。
舗装路が出てきた。路肩が広いことから、恐らくここが登山口なのだろう。ここまで車で来ることもできるだろうけど、できりならのんびりと下から歩きたいもんだ。
ここからは舗装路が続いている。
「アンコ」とはサンショウウオのことだね。
ここがアンコの住む沢らしい。
ここまで下りてくると紅葉もそこそこ見られる。
緑の中のオレンジ色は目立つね。
オレンジと赤の紅葉。見事だ。
舗装路を歩いていくと、途中で清内路街道の標識と阿智セブンサミット 高鳥屋山の看板が現れた。やはり先程の舗装の切れ目がこちらの登山口だったんだ。そしてその先の眼下には国道256号。ここからは民家の間を歩くので、GPSで確認しながら迷わないようにする。
清中プラザまでかなり歩かないといけないかなと思ったけど、思った以上に近かった。プラザには出発時と異なり、そこそこ車が停まっている。車の中で着替えを済ませたけど、まだ時刻は10時半。朝早かったからここでお昼ごはんを食べる。やはり体を動かしていないとどんどん冷えてくる。
これから寒い季節になってくるけど、冬眠しないようにしなくちゃね。
清内路街道の標識と高鳥屋山の看板。新旧の目印のコンビが何ともいい。
国道が見えてきた。
ここから清中プラザまで歩かないとね。
遠いかと思ったけど、意外に近かったよ。
やっぱ車がそこそこ停まっている。
今日の山行はこれで終了。完登まであと2座だ。