向山見晴台

向山見晴台 ~黄色の相棒~

シェイクダウン

  

相変わらず新型コロナウイルスがおさまるどころかどんどんまん延するばかり。仕事柄不要不急の外出は控えているのだけど、このままでは体がどんどん鈍ってくる。3月からはちょっと別件で忙しくなるため、今のうちに登っておきたいと思い、いつもの各務原・関南アルプスに向かう。
今回はいつもとちょっと違うというのは、登山靴を新調したこと。18年前に木村さんと登山を始めたとき、最初の登山靴はモンベルのツォロミーブーツ。何と言っても履きやすく、これで槍穂高、笠、西穂からジャンダルム越えや大キレットもこれで歩いた。ソールも何度も張替え、14年目の霞沢岳登山でさすがに水が染みやすくなってきて引退。その間にもモンベルのアルパインクルーザーを履いたりもしたけど、これは足に合わず出番はあまり無し。そして今の主戦は2015年に新調したスカルパのシャルモプロ。これは慣れるまでかなり苦労した。奥黒部に履いていったときは足の至る所が擦れて血だらけになったりもしたけど、これも1回ソールを張り替えて7年目を迎える。
しかし長年過酷な使用でファブリックの部分がかなり擦れてきたし、全体的にヘタってきた。そろそろ次のモデルを考えねばと登山ショップに行ったものの、自分の足に合う靴がない。フィッティング以前にでかいサイズばかりしかないのだ。いろいろ探しまくって見つけたのがガルモント。タワーエクストリームというモデルで、ほぼ在庫切ればかりで現在はほとんど流通していない中、かろうじてサイズの合うものが見つかった。しかし問題は履く時点では違和感はないものの、しばらく山道を歩いて大丈夫かどうかだ。
しばらくは自分の足も靴も履き慣らしの時間が必要。そして今回はガルモントのシェイクダウンだ。

  
向山見晴台

今日のルートは大岩不動から向山見晴台までのピストン。

向山見晴台

ド派手な色のタワーエクストリーム。この時点ではピッタリ。

向山見晴台

大岩不動から大岩見晴台への登山口へ。

  

不覚にも久々の登山ということもあって、デジカメを忘れてしまった。よって今回はスマホのカメラで撮影。全体的に画質が悪いのは勘弁。
でもって息を切らして大岩見晴台へと登る。特に足が痛いことはなく、新しいだけあって足首をしっかりホールドしてくれている。後で比較してみたのだが、長年使ったスカルパがいかにヘタっているのかよくわかった。
ちょっと休憩してそのまま西へ、金山の反射板を経て岩坂峠へと下り、No.10鉄塔から最大の難所、須衛山への急坂を直登する。全くもって息が切れ放題。試し履きよりも体力の低下のほうが心配だ。

向山見晴台

大岩見晴台に到着。コロナ禍でイベントが中止になったようだ。

  
向山見晴台

大岩見晴台から金山へ。

向山見晴台

岩坂峠へ下りる途中にある岩には「双子岩」の看板。

向山見晴台

岩坂峠にあるお地蔵様。この先事故の無いように。

  
向山見晴台

No.10鉄塔まで登ってきた。ここは各務原・関南アルプスの全ルートのほぼ中間点らしい。そしてその上に見慣れない看板が付けられている。

向山見晴台

これは初めて見た。岩坂山と名前が付けられたらしい。

  
向山見晴台

樹林帯の中、いよいよ須衛山への急坂だ。

向山見晴台

須衛山に到着。数少ない三角点のある山。とにかくここまでの急登はきつかった。


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