川上岳 ~木村さんの辿った道~
青空に向かって
気のせいか、標高が上がるにつれて木々の高さが低くなってきたように感じる。更に頑張って登っていくと、周りの木々が切れ、笹に覆われた登山道になってきた。ここからも山頂に向けて厳しい道が続いていく。まるで頭上の青空に向かって歩いていくようだ。
木々が低くなり、辺りが明るくなってきた。
そろそろ別ルートとの分岐に差し掛かるはず。
倒木・・・というよりは歪に成長した木が行く手を遮る。
木々は切れて笹原になってきた。
笹の中の登山道をひたすら登っていく。ここがしんどいところ。
一気に視界が開けた。もうちょっと雲が少なかったらな。この季節はしょうがない。
笹原の中の登山道を進むと、馬瀬からのルートと合流。ここには指導標が立てられており、山頂へは右手へ進む。
まだ登りは続くけど、前方に山頂のピークが見えてきた。この山は山頂直下の急登が無いだけに、後は気持ちのいい稜線歩きだ。
馬瀬からのルートとここで合流。
目指す山頂はあれか?
笹原の道を山頂目指して進む。思えば17年前は見通しの悪いガスの中を震えながら歩いていたっけ。今日は汗ビッショリ。