納古山 ~四代目ノコリン~
ノコリンの変身
実に11回目の納古山山頂。何回登ってもいい。山頂には既に何人かが景色を楽しんだり、鍋をつついたりしている。年末年始は天気が荒れるようなので、天気のいい日は今日くらいなものだろう。ザックを下ろし、機材を取り出す。今日は久しぶりに双眼鏡と三脚を持ってきた。もちろん遠くの景色を楽しむため。
ちょっとガスっているけど、白山ははっきりと真っ白な姿を見せている。そして御嶽は雲から顔を出したり隠れたり。
山頂に到着。既に何人か楽しんでいる。
あれ? ノコリンがいないぞ。
ちょっと時間が経って改めて覗いてみると、御嶽の左に乗鞍が見えてきた。となると、ダメ元で更に左に向けてみると、かろうじて槍の姿も見えるじゃないか。近くにお母さんと娘さんの二人連れがいたので見せてあげると、娘さんは槍が見えたそうだが、お母さんはいまいち確認できず。確かに見にくいよね。
ノコリンはこちらにいた。し、しかし・・・これまでのノコリンと違うぞ。よくよく見てみるとこれが4代目らしい。以前のレポと比較すると、4代目は大幅にモデルチェンジしている。
三脚を立てて双眼鏡を取り付ける。
こちらは白山。この時期は真っ白だ。
雲が掃けてきた御嶽。
乗鞍も見えるようになってきた。
わかるかな? とがった槍の姿。真っ白じゃないよ。
こちらは伊吹山。いい具合に雪が積もった。
一番高いところが白山御前峰。その左のピークは別山だ。
これまであまり写真を撮らなかった南側。眼下に飛騨川が流れている。
重かったけど持ってきてよかった。
う~ん、もうちょっと青空だったらな。
納古山の山頂標識も訪れるたびに新しくなっている。以前はこの下に「火の用心」の看板もあったけど、ネジだけが残っているね。
いつの間にか迎春の飾りが付けられていた。しかしこれまで見てきたノコリンとまるで違うのでなんか微妙・・・。まあ、可愛いくなったからいいか。
赤い帽子と手袋とマフラーは冬仕様か。また訪れる時はどんな変身をしているだろう。
お昼が近くなってきて山頂も混んできた。そろそろ下山するとする。ノコリンに別れを告げ、来た道を引き返す。登山口から約1時間だったので、帰路は1時間もかからないだろう。