三池岳

三池岳 ~段木カフェ~

いつもと違う道

  

汗だくで岩ヶ峰に着いた。ここでザックを下ろす。確か新しい標識が付けられていた記憶にあるけど、なぜか木には昔の青い標識。どこかに飛ばされていっちゃったのかな?

この辺りにはシャクナゲの木がたくさん生えているのだけど、所々で花を咲かせている。しかしシャクナゲは前々回の蕎麦粒山でもうお腹いっぱいといったところか・・・。いや、キライってことじゃないけどね。

さて、汗も多少引いたことだし、稜線に向けてもうひと頑張り。今日はこの先、いつものルートからちょっと外れてみようと思う。

三池岳

岩ヶ峰でザックを下ろす。この時点で汗だく。サングラスは汗でビショビショ。ちょっと対策考えなきゃね。

  
三池岳

岩ヶ峰のシャクナゲの花。蕎麦粒山の悪夢、いや、格闘を思い出す。

三池岳

ヤシオは終わったようだね。残った花が咲いている。

三池岳

シャクナゲはこれからのようだ。


  

水が干上がって乾いた池を過ぎ、いつもは左へと北の沢を渡って稜線へと登っていくのだが、今日はそのまま正規のルートに沿って稜線へ出る。いつものルートは半分バリエーションみたいなもの。とはいっても正規のルートはこれまで歩いたことがないので、ちょうどいい機会だ。

釈迦ヶ岳寄りに出る正規のルートは踏み跡は明瞭であるし、木々にテープが付けられていて迷うこともない。しかしかなりの急登だ。ゆっくり行かないとすぐにバテてしまうほど。

  
三池岳

いつもは右へ曲がるのだけど、今日はまっすぐ。

三池岳

かなりの急登だ。稜線へは釈迦ヶ岳寄りの所に出るはず。

三池岳

踏み跡も明瞭。行く先々にはテープで印が付けられているのだけど、これまたとんでもない急登だ。荷物を重くしてきたので何とも足取りが重い。

  
三池岳

ようやく稜線が見えてきた。ここまで予想以上のきつい急登。道は荒れていないけど、あまりの急坂に一瞬足を滑らすほどだったよ。

ようやく前方に稜線が見えてきた。かなりの急登だった。岩ヶ峰からあまり距離はないのだけど、もう汗びっしょり。

後から調べてみると、岩ヶ峰からは標高差約100m、辿り着いた稜線は本日の山行での最高到達標高で1020m。何と三池岳よりも標高が高かったんだよね。疲れるはずだよ、こりゃ・・・。

釈迦の方へは行かず、このまま中峠に向かって稜線を進む。思った以上に急な下りだ。さきほどの所が最高点なのも頷けるね。

  
三池岳

登ってきたところを振り返る。かなりの急坂。

三池岳

ようやく稜線に辿り着いた。合流地点は目印もあるのでわかりやすい。

  
三池岳

釈迦へは向かわず、このまま中峠へ。

三池岳

ここにもヤシオの花が残っていた。

三池岳

久々の天気のいい稜線闊歩を楽しめてる。
ここで登ってきた岩ヶ峰尾根を振り返る。連休前には所々にピンク色のヤシオの花が見えるのだが、今日は時期的に遅し。

  
三池岳

さすが鈴鹿の山。奇岩が多い。

三池岳

古びた仙香谷への標識。西の谷だ。

三池岳

こちらのルートも今後行ってみなくては。


  

やはりいい天気の中を歩くのは気持ちがいい。何よりも薄く雲が広がっており、暑くもなく寒くもない絶好のコンディションだ。ここの稜線歩きは格別。特に天気が良ければ東側にいなべの街、遠くに養老の山々や、見通しが良ければ伊勢湾までを見下ろしながら歩くことができる。

とか何とか言ってるうちに右手眼下に段木が見えてきた。ここは帰りに寄ってみよう。時間的にここでお昼にしてもいい。

まずは中峠。休日というのに、他の人は稜線を歩く人数人に出会っただけの静かな山だ。

三池岳

急登がないのでかなり楽な稜線歩き。

  
三池岳

段木が見えてきた。目立つね。

三池岳

三池岳の北には竜ヶ岳、そのさらに北には藤原岳が続く。

  
三池岳

こうやって見ると三池岳って鈴鹿の山々の中ではとても地味。それだけに訪れる人も少なく、結果として人気のある鈴鹿山脈の中でも静かな山を楽しめる穴場的な存在だ。


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