汾陽寺山~権現山 ~連休最後も静かな山へ~
GPSでリベンジ
令和に入って最初の山行で体はズタボロ。でもって充実した連休もこれで最後。せっかくの天気の休日に最後に登っておきたい山があった。年明けに登った汾陽寺山。千本桜公園から鉄塔の巡視路に沿って登ったのは良かったけど、そこから先の道は荒れ放題。挙句の果てに汾陽寺へ下りていく分岐を見落とし、そのまま尾根を歩いて結局は予定よりも遠くの地点に下りてしまったという失態。
今回はリベンジってことで、連休の最後は汾陽寺山に登り、汾陽寺へと下りていく。尾根から市町村境に沿って下りていく地点さえ見落とさなかったら大丈夫だろう。
前回の真冬の山行と異なり、今回は初夏なので体も動きやすい。桜で賑わったのは一ヶ月前。今はひっそりとしている。まずは登山口である鉄塔の巡視路へと歩く。ここからジグザグに登っていくと、谷を挟んだ対面の権現山からお日様が顔を出した。5月の気持ちのいい早朝の山。軽快にまずは鉄塔まで登っていく。
お花見の時期はさぞかし賑わっただろう。今は静かな千本桜公園の駐車場。今日もここから出発してここに戻ってくる。
登山口までちょっと歩くだけ。
鉄塔の巡視路の登り口から汾陽寺山に登る。ここから山頂までは踏み跡も明瞭で、初心者向けだ。
意外に狭い登山道。
権現山の空が明るくなってきた。
高度は上がるがジグサグに登るのでかなり楽だ。
権現山から登るお日様。まるでダイヤモンド権現・・・ちょっと違う。
もうツツジの季節か。
最初の166号鉄塔が見えてきた。ここまで順調。
誰もいない早朝の山。鳥の声だけが響く。
この山は155号鉄塔まではさほど急登はないし、登山道も広くフラットなのでとても登りやすい。これで山頂からの眺めがよかったらもっと人が集まるんだけどね。
こんなところにムラサキヤシオの花。
155号鉄塔に到着。ここは眺めが良い。
山頂までの最後の急登。汗がたらたら。
鉄塔を過ぎると山頂までさほど距離はないのだが、ここから山頂まで急登が続く。この山で一番の踏ん張りどころ。かなり汗が出てきたけど、この急坂を登りきって平坦になったところが汾陽寺山頂上だ。
山頂は木に標識が付けられて、三角点がひっそりとたたずむのみ。辺りは木々に囲まれて眺望はないが、初夏は直射日光が遮られるのでいいかもね。しかし虫が多いかな?
登山口からほぼ一時間。休憩すること無く登ることができる。まだまだ余裕なので、先へ進むことにしよう。くれぐれも下山ルートを見落とさないようにね。
汾陽寺山山頂。見通しは悪いが、静かでいい山だ。汾陽寺からはあまり登られていないせいか、この先の道は荒れている。
三等三角点。山の名前とは全く異なる「谷口」の点名。
さて、ここから汾陽寺へ下りるぞ。