高屹山 ~飛騨の里山侮るなかれ~
見晴らし良好
新緑の中を汗を拭きながらひたすら登っていくと、目の前に「ゴジラの背」の看板が現れた。その左手にはギザギザの岩が鎮座している。これがゴジラの背と似ていることから命名されたんだろう。しかしちょっと迫力不足の感も・・・。
ゴジラの背からはまだ白い白山が一望できる。左手には昨年縦走してバテバテになった一ノ峰から三ノ峰。
手前にはアルコピア、モンデウスといった飛騨の入口のスキー場も見えている。山頂への途中とはいえ、なかなかいい眺めだ。
新緑の中、急登は続く。この山のルートは登り一辺倒だ。
ゴジラの背に辿り着く。肝心の岩はこの左手。
ちょっとだけだが景色が広がる。
これがゴジラの背。なるほど、よくよく見れば”それっぽく”見えないこともないか。ここからの眺めはなかなかいいぞ。
ひだ舟山スノーリゾートアルコピアが見える。
こちらはモンデウス飛騨位山スノーパーク。
白山系の山々がここから一望できる。まだまだ真っ白だ。
登山口からは30分ちょっと。休憩にはまだまだ早いかな。
十分景色を満喫。先へ進もう。
ゴジラの背を後にし、一登りするとまたまた標識が現れた。「お立ち岩」と書かれた標識からは先ほどの「ゴジラの背」同様、視界が開ける。僅かだが標高が高くなった分だけ木々に遮られる文が少なくなり、船山、川上岳、位山といっら位山三山が並んで見ることができる。いやいや、ここからも爽快な眺め。
白山方面には銚子ヶ峰も頭を出す。昨年は三ノ峰でパンクしてしまったけど、秋のいい季節になったら別山までまた行きたいところだ。
地図で確認すると、山頂はあとひと頑張りのよう。
ゴジラの背からちょっと登るとお立ち岩。標高が上がった分だけ眺望も更に良くなっている。
位山三山が並んでいる。ここを登ったのは登山を始めた時に登った川上岳だけだ。
高屹山のシルエットが広がる。
ゴジラの背からよりはちょっと山々も顔を出す。左端の銚子ヶ峰も見えてきた。
比較的登りやすい山だと思っていたが、意外にも体力を要するルートだ。しかし時間もさほどかからないので、その点は登りやすいのかも。
息切れすることもなく、最後の急登に差し掛かる。頑張って登っていくと頭上が開けてきた。ようやく登りきったようだ。
登りやすいとはいえ、随所にこんなガラ場もある。注意して登ればさほど危険ではない。
さあ、最後の急登。
いや~登り甲斐のある山だ。
お、あそこがゴールかな?