銚子ヶ峰~三ノ峰 ~12年前のリベンジ~
帰りは花を楽しみながら
三ノ峰で一緒だった3人の男性のうち、2名は別山に向かっていった。残った人は自分の持っているデジ簡に興味があるよう。ここからなら別山や白山なら十分交信できるかな?
そろそろ下山しないと帰りに何があるかわからない。十分のマージンを持って下山する。まずは三ノ峰避難小屋へ。ここまではいいのだが、この後どうやって雪渓をクリアするかが問題だ。
さあ、帰ろうか。足がパンクしませんように。
避難小屋を見下ろす。7年前はガスガス。今日は最高の天気。
この雪渓をどうやって横断するかだな。
避難小屋から雪渓に差し掛かる。最初はフラットでいいのだがだんだんと傾斜が出てくる。キックステップでゆっくり、ストックで支えながらトラバースしていく。何とか横断完了。昔だったらどうにもならないだろうが、今はこれまでの経験がものをいう。でも過信は禁物。今後はよく調べて事前の準備をきちんとしなくては。
まずは平坦な雪の上を歩く。
この雪渓のトラバースは慎重に。
短い雪渓をクリアしたら一安心。しばらくすると男女二人が登ってきた。この先雪渓があるので気をつけるように教えてあげたが、軽アイゼン持ってるそうなので大丈夫だね。
後は往きで写真を撮る余裕のなかった花を楽しみながら進もう。でも帰りの登り返しはキツいんだよね。わかっていることだけど・・・。
銚子ヶ峰は遥か彼方だよ。
短い雪渓は縁を巻くようにしてクリア。
よくもまあ、登ったなぁ。
ムラサキヤシオかな?
これから咲く蕾も一杯。
ショウジョウバカマも咲いている。
黄色い花はミヤマキンポウゲ
足下には花が一杯。
ミヤマタンポポなんだって。
登り返しがキツい中、何とか二ノ峰の標識が見えてきた。もうフラフラでだんだんと花を楽しむ余裕もなくなってきた。しかし一ノ峰、銚子ヶ峰までまだまだ・・・。
ようやく二ノ峰到達。たまにふくらはぎがつってしまう。
消えかかっているが、「鬼の鼻面岩」と書かれている。
これもミヤマキンポウゲかな?
ミツバオウレン。もしかしたら初めて見たかな?
景色もたまに楽しまなきゃ。
ハクサンチドリだよね。
イワカガミ。群生している。
天気はいいけどかなりお疲れ模様。
何度も稜線に続く登山道を見ながら、ようやく一ノ峰に到着。ここで小休止。とにかく汗びっしょり。
一ノ峰だ。ちょっと休憩しよう。こりゃたまらん。
近くにはサラサドウダン。