槍ヶ岳

牛歩・牛歩・牛歩

  
  

ようやく標高2400mかぁ。どなたが作ってくださったのでしょう。標高を示したプレートがありました。ありがたいですね。表示があるとあとどのくらいかなぁと目安になりますから。

途中、休憩される方らを抜きながら、ゆっくりはしてられないのよ、あたしと静かにつぶやくす~さん。なんてことはない。思いつきで来てしまったツケは丹念な下調べをしていないがために常に同一ペースもしくはそれ以上のペースで歩かなければ、日没前に目的地に到着出来なくなるという不安となり、急ぐように歩くしかない状態を招くのであって・・・。。

な~んてことはない。はやく小屋につきたい。それだけのこと(笑)。

槍ヶ岳写真

 

  11:37 飛騨沢付近にて。このルート。ここからが本番か?!

おぉ!小屋の屋根が見えてきた(それがどの小屋であるかまったく把握してません。あちゃー)!

しかしそれが眼の前にあるというのに、なかなか近づきません。途中すれ違う方からあと少しだから、とか、あそこにね雷鳥がいたよ、など励ましの言葉を頂戴しすごく嬉しかったなぁ。ちなみにす~さんが通過したころ、雷鳥はいませんでした。

  • 槍ヶ岳写真

    12:22 標高2800m地点にて。

  • トラバースがながいためか、眼の前の稜線が近いようでまだ遠い。

    疲れたなぁ。でもここで歩くのをやめたらそれまで。

    赤リボンをたよりにいつしか、歩調は牛歩に。

  • 槍ヶ岳写真

    13:08 飛騨乗越着。

  • でもね、牛歩でも進んでいるには違いない。

    この地点に到着して、初めてここが飛騨乗越であることを知ったわけで、この場所から見える景色についてまったく情報持たず(予習せず)にここまで来ちゃったわけで・・・

  • 槍ヶ岳写真
  • なにげに前進し、前を見たら・・・

    「・・・・・・」

    サプライズでもあり、思わず拍子抜け。なんだー水臭いなぁ。眼のまえに居るなら、返事くらい・・・(笑)。

    ここですれ違った方「なに?(君)日帰り?」

    Oh Yes!なわけない!

    「僕はね日帰り。さっき山頂行ってきたよ。いや~良かったよ!」

    お気をつけて!

    しばらくして、先ほど抜いた方が登ってこられました。

    「今日は泊るの?帰りはどの道使うの?あれなら南岳を経由して行く方法もあるよ」

なぬぅ!やはりいいのか?南岳経由?! ピストンで帰ろうかとも思いつつ、せっかくだから違うルートにも行ってみたい。

かつ南岳経由は意図的に外したルート。なぜなら大喰・中岳・南岳と3000メートルの山脈を越えなければならないから時間が必要云々と書かれた情報を眼にしてびびってしまったわけで、そもそも思いつきな行動でもあるから情報不足が否めない。自信がない。ま、小屋でゆっくり考えるか・・・。

  • 槍ヶ岳写真
  • 13:28 槍ヶ岳山荘着

    さっき見えていた山荘はここだったんだ! よかったぁ~!15:00までに到着出来た!目標クリア! だけど近くで見る槍の穂先、意外にまるい(笑)。

    宿泊手続きして、少し休んでから行きますか! しかし平日であるというのに、予想よりも人が多いなぁ。槍ヶ岳だからかなぁ?

朝食はお弁当にしてください。夕食は17時で、朝は5時に売店にお弁当を取りに行くのですね?分かりました。

お部屋の案内を受けたあと布団の上で寝転がり、小一時間ほど寝てしまいました。


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