稜線に戻って山頂に向かう。この先東からの尾根ルートと合流して山頂まで直登のはず。しかしまたまた怪しい分岐だ。分岐の先ははっきりとしている。よくよく見ると木に「猪の道」の看板。あれ？　これってどこかで見たぞ・・・。まあいいや、薄い踏み跡を辿りながら樹木の中を下っていく。この先何処へ続くのか？　大体は予想つくけどね。

次第に道は荒れてきた。涸れた沢にもいつの間にか水がチョロチョロ流れている。岩場に気をつけながら下って行くと、予想通り。この先を下りていくと広場に出た。諏訪山団地からの道だ。ここはUターンして引き返す。よくよく見るとこちらにも「猪の道」の看板。以前通った時と同じだ。しかし道荒れてるな・・・。獣が掘り返した跡なのだろうか？　そこら中穴だらけ。

稜線から左後方へ。「猪の道」の看板が見えている。

沢伝いの急な下り坂。慣れていない人は避けたほうがいい。

そのまま歩いて行くと広場に出た。何度も来たところ。

引き返すとこちらにも「猪の道」の看板。

小さな「岩のぼり道」の看板。ここからもちょっと寄り道。

さて、ここからは真似しないように。

進む先左手に「岩のぼり道」の看板。確か以前も途中まで登ったけど薮に囲まれて強引に北山稜線まで登ったっけ。ちょうど薮が一番落ち着く時期。再度ルートを確かめてみる。相変わらず踏み跡、というよりは獣道。かろうじて古びたビニールの紐が巻き付いているが、すぐに踏み跡は消滅してしまう。不自然に積まれた岩群を過ぎて薮の少ない箇所をこれまた強引に登っていく。

何とか北山稜線に出たものの、ここは何度登っても薮漕ぎは避けられず。むやみに立ち入るところじゃないね。

薮が切れたところで小休止。新しい靴はまだ慣れていないけど、さすが岩場では威力を発揮。

稜線に出た。やれやれ、ここは立ち入るところじゃない。

さて、正規のルートを北山へ。

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