木曽駒ヶ岳

木曽駒ヶ岳 ~まだまだまだまだまだまだ・・・雪~

やっぱ春だった

  

さて、最後の難関、八丁坂を下る。往きに比べてあちこちにトレースができているので、一歩一歩確実に体を支えながら下っていく。やっぱ下りの方が気を遣うね。

しかし周りには人がほとんどいない。みんな何処へ行ってしまったのだろうか。たまたま偶然かな?
とりあえずはアッちゃんのトレースを辿ることに。朝に比べて雪面が緩くなっているかな?と思ったけど、予想以上に緩くはなっていない。それにしてもよくここを登ってきたもんだ。
途中振り返ると相変わらずの斜面だということがよくわかる。途中ロープワークの練習だろうか、2名とすれちがったのみ。

木曽駒ヶ岳

八丁坂の下りに入る。気を付けて下ろう。

  

よくよく見るとアッちゃんは後ろ向きになったり横向きになったり。アイゼンにスノープレートが付いていないせいか、たまにピッケルで雪を落としながら下っている。
しかし後頭部が暑い。風もいつの間にか止み、気温も上がってきたせいだろう。やっぱ季節は春だね。斜面もほぼ平坦。前方にスキーやスノーボードを楽しんでいる人たちが見えてきた。

木曽駒ヶ岳

一歩一歩順調に下っていく。

木曽駒ヶ岳

右側にちょっと見えているのがオットセイ岩。

  
木曽駒ヶ岳

たまに下りてきた斜面を振り返ってみる。

木曽駒ヶ岳

よく登ったなぁ・・・。

木曽駒ヶ岳

しかしあまり人がいないね。たまたまだろうか。

  
木曽駒ヶ岳

ロープワークの練習でもしているのかな?

木曽駒ヶ岳

たまに後ろ向きになって下るアッちゃん。

木曽駒ヶ岳

ほぼ下りきった。暑くなって汗が噴き出る。

  
木曽駒ヶ岳

再度カールを見上げてみる。よくよく見るとサギダルの頭から小規模だけど雪崩の跡?。


  

ようやくホテル千畳敷に到着。いやいや、春山とはいえなかなかの山行だったよ。もう冬装備は終わりだと思っていたけど、声掛けてくれたアッちゃんに感謝。

ここのところ何をするにも気分が乗らないけど、山は登りたいときに登るのが自分の鉄則。まだ今年は半年も経ってはいない。先のことはわからないし、難しいことを考えるのは苦手なので、とりあえずは登りたくなったら登る。これでいいか。

  
木曽駒ヶ岳

最後の数十メートルの登りが意外にしんどい。

木曽駒ヶ岳

無事にホテル千畳敷に戻ってきた。

木曽駒ヶ岳

春の中アこれにて完了。アッちゃんありがとう。

  
木曽駒ヶ岳

最後に再度カールの全景を楽しんでね。春スキーやスノーボードを楽しみたい方にもオススメだ。


  

【おまけ】
往きであまり撮れなかったロープウェイの景色をちょっとだけどうぞ。登山やスキーが目的じゃなくてもいいもんだね。

木曽駒ヶ岳

千畳敷の駅を出発。

木曽駒ヶ岳

まだまだ空は青い。

  
木曽駒ヶ岳

赤い鉄塔が青い空に映えるね。

木曽駒ヶ岳

一気に下っていく。逆方向は南アルプスがばっちり。

木曽駒ヶ岳

よくこんなところに作ったもんだ。

  
木曽駒ヶ岳

上りとすれ違う。あっという間だ。

木曽駒ヶ岳

日暮の滝。ここまで下りると雪もほとんどなくなる。

帰りは菅ノ台バスセンター近くのこまくさの湯で汗を流す。入浴料金は610円だけど、食事つきなら1,020円でなかなかお得。今回は入浴後に掻揚蕎麦を食して帰宅。

たまには心の洗濯しなきゃね。


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