御前山

里から見えない里山

  
  

気が付けばゴールデンウィーク。不景気不景気と言われてはいるけど、ニュースでは渋滞の列と大混雑の空の便。やっぱ金はあるところにはあるんだな~。こちとらアベノミクスのおかげで生活は苦しくなるばかり。

気が付けばゴールデンウィークも最終日。結局外に出掛けたのは買い出しのみ。ガッツリ引きこもってしまったが最後くらい山に登りに行くか。しかし連休はどこもかしこも大賑わい。伊吹山なんて人、人、人らしいし。

  
御前山

水洞平から御前山方面を見るが、ここからでも見えないな。

登るのなら静かな山を、ということでいろいろ調べて見つけたのが御前山。下呂市だけど下呂御前山じゃなく、萩原にある御前山だ。標高1,646mのこの山は里山にもかかわらず、里からは山頂を望むことができないらしい。

更にはここ、織田信長が金華山に岐阜城を築いた折、鬼門に当たる山として金の観音像を祀ったという伝説がある由緒ある山だそうだ。

さすがにこんな奥山は賑わってはいないだろう。ちょっと早めに自宅を出発して萩原に向かう。国道41号から水洞平に向けて林道を進む。水洞平にある駐車場から出発。ちょっと肌寒いけど、歩いていれば暑くなってくるだろう。

  
御前山

駐車場に車は無し。なんとまだまだ桜が楽しめる。どうやらソメイヨシノではないようだ。

御前山

今日も天気が良さそう。ちょっと肌寒いけどね。

  
御前山

水洞平の看板。今日はここからスタート。

御前山

ちょっと古びた看板。ルートは2本あるようだ。

御前山

ルートはこちらでOK。さあ、頑張って登ろう。


  

しばらくは細い舗装路を登っていく。この先にも駐車場があるようだが、ちょっと舗装が剥がれているところもあるので、無理はせずに歩いていく。ちょうどいいウォーミングアップになればいいね。

左側は沢。ここは夏に来たら涼しいだろうな。ちょっと歩いていくと目立つ看板が現れた。この沢にある大きな岩が臥竜大岩らしい。縄文時代前期にここら一帯に生活をしていた御前山族は峰々や谷々の大岩に自然神を刻んだりまつったりして天地平穏・万物繁栄を願っており、その一つがここ、臥竜大岩だ。

すぐ近くに「カメラ撮影所」の看板が立っている。撮影スポットなのかな? 舗装路はまだまだ続く。しばらく歩くと一台の車が見えてきた。ここが桜洞の駐車場。その向こうに更に看板が見えている。ここが御前山の登山口になるようだ。やっぱちょうどいいウォーミングアップだったね。

  
御前山

水洞平の駐車場から細い舗装路を登っていく。

御前山

途中にある小さな滝。まだ水は冷たい。

御前山

臥竜大岩の看板。由緒ある大岩らしい。

  
御前山

カメラ撮影所と書かれてあるので・・・

御前山

とりあえず沢を撮ってみる。

御前山

眼下には臥竜大岩。柵を超えて岩の上に立たないようにね。

  
御前山

絶えず流れる水の音を聞きながら歩いていく。

御前山

お、行く手に車が一台。

御前山

なるほど。この先が御前山の駐車場なのか。


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