何とか下から見上げた尖った岩の手前まで来た。どうやら下から見上げていたから尖って見えただけで、実際はテーブル状のお立ち台。
見上げるとすぐそこで尾根に出るようだ。ここで一服。岩に座って春の景色を楽しむ。目の前の谷を歩いてきて途中から岩伝いに登ってきたんだね。
滝の横の岩に登る。ここは問題無し。
見上げると槍のような岩が見えてるぞ。
かなり登ってきた。尾根に出る一歩手前から春の景色を楽しむ。
一旦尾根に出る。この山は尾根に沿って登山道が続いており、普通はここを歩く。それにしてもいい天気だ。とりあえず体に付いた葉っぱや枝を振り払おう。
で、次は別ルートを下っていく。ここもどこを下っていいのかさっぱりわからず。とりあえずは登り同様、眼下の行けそうな岩を目指して下る。ここも踏み跡なのか獣道かわからず。
向かいの尾根には三人の登山者。
ようやくこちらの尾根に出た。登山道が続く。
やっぱ尾根からはいい眺めだ。もうどこか判明?
さて、下るか。とはいってもどこ下ろう?
とりあえずは眼下の岩を目指して。
結局あそこへはどう行くのかわからず
これだけたくさん岩があるとどこ行けばいいのかわからない。
目の前にテーブル状の岩。
ここを「お立ち台」と名付ける。
お立ち台に立ってしばらく行く手を見下ろす。はて、何処をどう行けばいいのだろうか?
左手下部には鋭く尖った岩。あそこを目指して下ってみようか。
お立ち台から見下ろすと一際目立つ岩。
よし、あそこまで下りていこう。安全なルートを探す。
よし、何とか行けそうだ。崩れやすいので気をつけて。
その岩に到達。おお、よく似た形の岩が二つ重なっていた。「双子岩」と命名。
双子岩を回り込む。
更に反対側に回り込むと、実際は平べったかった。形だけならジャンダルムのよう。
さて、ここから先どうしたものか・・・。
歩けそうな箇所を探しながら下っていくしかない。
双子岩が遠ざかる。ちゃんと覚えておかないと。
目指していたのは一本の桜の木だった。
ピンクの花びらにホッとする。
このまま歩いていくと、滝の手前の踏み跡だ。
もう今日はダメ。頭を整理して再度チャレンジだ。
双子岩からは悲惨だ。四方を薮に遮られてしまった。登り返すのもシャクなので、とりあえずは眼下に見えていた一際目立つ大木を目指す。辿り着いたところは・・・一本の桜の木だった。そこから薄い踏み跡が続いている。
フラフラになりながら歩いていくと、見慣れた光景が現れた。何と広場と滝の間の踏み跡に出た。何とか下りては来られたが、いや~まいったな。何とか行けそうな箇所はないものか。再度調査に来よう。
今日はもうダメ。フラフラだ・・・。