4月に入りようやく暖かくなってきた。ちょっくら山に登っても汗ばむくらいだが暑くはない。山登りにはいい季節だ。年明けから奧美濃、そして鈴鹿と登ってきたが、例の芥見権現山の岩場もジオン隊やアッちゃん軍団到来で今年も盛況だ。
岩場といえば、以前アッちゃんが地図を見ながら「ここ、行けるの?」とイジワルな質問をしてきた。てな訳でリクエストに応える形でその岩場の調査に行ってきた。申し訳ないけど場所はナイショ。というのもルートはありそうでないし(実際にはほとんど無かった)、その岩場は芥見権現山よりもはっきりいってアビナイ。まあ、見る人が見ればわかっちゃうけどね。もし行かれる方は自己責任でお願いします。
まずは鉄塔の巡視路を登る。鉄塔付近には暖かくなってきたせいか、クマバチがブーンと低い羽音をたてて威嚇してくる。ここは小石を投げ、奴等が縄張りに入ってきたやつだと勘違いしている間にそそくさと通り過ぎる。道は間もなく植林帯へ・・・かと思ったらいつの間にか竹林の中。
巡視路が終わると左右に道が延びている。ある意味スタートはここから。しばらく歩いていくと広場に出た。ここで腰を下ろしてノンビリお弁当を食べながら過ごしてもいいのだが・・・。
鉄塔の巡視路を出発。
おお、結構急な登りだ。
尾根上の手灯に到着。クマバチが五月蠅い。
見下ろすと・・・どこかわかっちゃうね。
鉄塔に向けて下っていく。
巡視路特有の樹脂製のステップが続く。
道はいつの間にか植林帯の中。
巡視路が終わると一本道に出る。
このまま歩いていくと・・・丸太で作った車止め。
広場に出た。今日はここでノンビリしようか・・・。
広場からそのまま奧へ進んでいくと、はっきりとした踏み跡が続いている。右手には手書きで「○○○山展望台へ」の看板。なるほどね。
そのまま歩いていくと所々に手作りの看板が見られる。確かに歩かれてはいるんだ。ただ今日目指すのは○○○山じゃない。まずは取り付き地点を確認しなくては。
道は細くなってきた。ちょっと岩が露出してきたかな?と思っていたら目の前に小さな滝が現れた。うん、この左に踏み跡らしきものがある。ここを行ってみようか。
一部は泥沼。板が渡されている。
広場の奧ははっきりとした踏み跡が続く。
手作りの看板。「○○○山展望台へ」
「鳥道」だって? 何だろう?
こちらは「猪の道」。よくわからん。
踏み跡は平坦でまだまだはっきり。
桜は既に散ってしまった。っつーか、桜の木があったのか?
山菜として食べるには成長しすぎ。
今度は「岩のぼり道」。誰が作ったんだ?
目の前に現れた小さな滝。この左手を行く。
滝に向かって左手の岩をちゃちゃっと登る。この先は踏み跡なのか獣道なのかよくわからない。とりあえず「らしき」ところを探しながら進むのだが、獣道なのかヤブ漕ぎなのかわからなくなってきた。とりあえず見上げて露出している一番近い岩を目指しながら登っていく。
いやいや、こりゃまいったな。
滝の横の岩に登る。ここは問題無し。
見上げると槍のような岩が見えてるぞ。
次の岩を目指して登っていくのだが・・・。
並行して向こうにも岩場があるようだ。
薮を掻き分けながら頭上に見えている岩へ。
下から見上げるとこんな感じ。勘のいい人なら何処かわかるかも。