雨乞岳

最後の山頂

  
  

杉峠を後にして雨乞岳山頂を目指す。しかし延々と歩いてきたせいか、体力もかなり消耗しているようだ。急登に息が切れる。たまに振り返ると眼下には杉峠、その先はイブネ、クラシに続くルートだ。

急登を登りきるとルートは笹原の中。緩い登りだがかなりきつい。そろそろ山頂らしきものが見えてきた。

  
雨乞岳

眼下に杉峠。何人かが休憩している。その先はイブネ、クラシへと続くルートだ。鈴鹿の秘境って感じだね。

雨乞岳

道は急登。体力の消耗が激しく、ゆっくり登るしかない。


雨乞岳

足下は悪くないのだが、うっかりすると落ちていきそう。

  
雨乞岳

ススキの中、左手に見えるのが東雨乞岳だろうか。

雨乞岳

道は笹原の中の緩い登り。しかし息が切れる。山頂まだか?


  

目の前に人だかり。どうやら雨乞岳山頂に着いたようだ。ここのところ入道ヶ岳、竜ヶ岳と比較的広い山頂の山を経験してきたのだが、雨乞岳の山頂は極めて狭い。しかもそこで火を焚いている人もいるのでほとんど飽和状態。何人かは笹の切れたスペースで食事をしている人もいる。こりゃ長居する所じゃないな。

  
雨乞岳

見るからに山頂。人だかりだ。


雨乞岳

雨乞岳三角点。根元が掘れている。

雨乞岳

鈴鹿セブンマウンテン最後の峰、雨乞岳山頂。思った以上に狭いぞ。

  
雨乞岳

眺めはバツグンなのだが、如何せん山頂は満員で座って眺める場所がない。バックは鎌ヶ岳。

千種街道ではほとんど人と出会わなかったのに対し、雨乞岳の賑わいは何なんだ? 恐らく自分が最初予定していたクラ谷から登ってきた人が多いと思われる。

ようやくカメラを構えることができ、何枚か写真を撮ってみる。すぐ手前のピークは東雨乞岳。その向こうは左に釈迦ヶ岳、右に国見岳、御在所岳。その隣は一際目立つ鎌ヶ岳だ。さらには宮指路岳、仙ヶ岳と鈴鹿南部の山が続く。

どうやら東雨乞岳の方が眺めが良さそうだ。鈴鹿セブンマウンテンの7峰を登ったという感慨も無く、そそくさと東雨乞岳に向かう。広さも東雨乞岳の方が腰を下ろして食事をするには断然いいだろう。

  
高妻山

雨乞岳山頂からすぐ手前に東雨乞岳。御在所岳と鎌ヶ岳はお隣のせいか、近く、そして大きく感じる。


  
雨乞岳

緩やかに登って緩やかに下る。東雨乞岳までさほど遠くはない。

雨乞岳

雨乞岳からは笹の中を緩やかに下って緩やかに登る。前を行く男女の後をノンビリと付いていったが、途中で先に行かせてもらえた。

前方に見える東雨乞岳にも人は多いようだが、山頂が広いためまだましだ。

しかしいい眺めだね。特にこの方向から見る鎌ヶ岳は今までみたものより鋭く険しく見える。東雨乞岳からは360°の眺望が楽しめそうだ。

  
雨乞岳

今日経由した御在所岳と国見岳。御在所はやっぱでかいな。

雨乞岳

釈迦ヶ岳の名前の由来はお釈迦様が寝ている姿とか。

雨乞岳

春に登った雲母峰。また登ってみたい山の一つ。

  
雨乞岳

こちらから見る鎌ヶ岳は初めて。この方向が一番いい。

雨乞岳

ノンビリと東雨乞岳に向かう。天気も良く風もない絶好のコンディションだ。


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