ガスが立ちこめ、空も怪しくなってきた。
十分静かな山を満喫し、下山する。しかしちょっと周囲が怪しくなってきた。空を見ると雲が厚くなり、谷からはガスも昇ってきている。ちょっと雨だけは勘弁してくれと思いつつも、急いで下山する。
なんだかんだで登山口に辿り着いた。山頂からは1時間弱。思えば今日の行程は林道歩きがほとんどで、登山道を歩いている時間と距離は短いね。
で、ここからはその林道歩き。とはいってもあのでかい橋までは落石だらけでほとんど林道歩きとは思えないが。
沢に到着。谷からガスが昇ってきている。
登山道はテープの方へ。ここで沢とはおさらば。
だんだんとガスが濃くなってきた。
ガスだけならいいが、雨降るなよ~。
1時間弱で何とか登山口まで戻ってきた。雨はまだ大丈夫。
荒れ放題の林道を歩く。耳をすまして落石に注意。
昇竜ノ滝まで戻ってきた。この滝の先はどうなっているんだろう・・・いやいや、行かないよ!
最後に橋を渡って。
一旦林道から樹林帯の中へ。朝登ってきたルートだね。
ぐるりと回って長~い林道歩きがまた始まる。
橋を渡り、その橋の下まで来たところでパラパラとしてきた。ありゃ~と思い、レインを着ようかと思ったが、谷の向こうは明るい。しばらく木の下で雨宿りしていると、雨は間もなくおさまった。
ここから更にうんざりするほどの林道歩きだ。その後もパラパラと雨が降ったり止んだりを繰り返すが、レインを着るほどではない。
吊り橋まで来た。ちょっと沢に下りて顔洗おう。
林道から樹林帯を下る頃には空も明るくなってきて雨の心配はなくなった。反面、気温も上がり、汗も出てくる。吊り橋に辿り着いたときに顔を洗おうと沢に下りる。やはり山の水は冷たくて気持ちいい。と、何やら視線を感じ、目を前に向けるとまたまたカエルさんがこちらをジーッと見ている。最後の最後までカエルさんの山だった。
舗装路の林道に戻り、ゲートまで辿り着いた。広場には出発時と同様、自分の車が一台。となると、今日この山に登ったのは自分一人だけか?
奥三界岳は300名山に選定されているが、100名山だろうが何であろうが山は山。特に気にはしていない。林道歩きがちょっと長いけど、奥深い山をじっくり味わいたい人にはお勧めだ。ただしカエルさんが苦手な人は止めておいた方がいいかもね。
顔洗ってたら目の前にまたまたカエルさん。こちらをジーッと見てる。
キャンプ場からの林道に合流。あとは舗装路を歩くだけだ。
それにしても林道を歩く時間と距離が長すぎるね。
銅穴ノ滝と東屋。あとはウォーキング。
振り返っても奥三界岳は見えず。
朝は暗くてわからなかったが、舗装もちょっと荒れている。
ようやくゲートに到着。途中小雨に降られたけど、奥々々深い山だったなあ。
あれ? 他に車が停まっていない。ということは、今日この山に登ったのは一人か?
なにはともあれ、無事下山のサムアップ。お疲れ様でした。