奥三界岳

奥三界に一人

  
  
奥三界岳

奥三界岳山頂の展望台。今にも壊れそうだ。

今にも壊れそうな奥三界岳の展望台に登ってみる。ここからは御嶽が抜群の絶景・・・といきたいところだが、生憎のガスでその姿どころか、麓すら見えず。小秀山の時もそうだったが、どうやら御嶽は南側から見られるのが嫌らしい。ここで食事とする。よくよく足元を見ると、やはり靴やパンツの裾は泥だらけ。

本当に奥深い山だ。鳥の鳴き声しか聞こえない。こんな山に一人居ていいんだろうかとちょっと寂しくもなってくる。

この山には三等三角点の他に御料局三角点も存在する。明治時代、国有林の中でも皇室の財産であった森林は、宮内庁御料局というところが管理しており、基準点として設置されたものが御料局三角点だ。御料林は木曽の山々や御嶽に広がっていたので、御料局三角点はこの辺りで目にすることができるようだが、実際に見たのは今回が初めて。

  
奥三界岳

奥三界岳の看板と笹に埋もれた三角点。

奥三界岳

展望台に登ってみる。崩れるなよ・・・。

奥三界岳

ここから御嶽がで~んと・・・見えるはずだが・・・生憎のガス。

  
奥三界岳

展望台は笹原に囲まれている。

奥三界岳

ここが登ってきた道。

奥三界岳

随所に看板があるが、既に色褪せて読めないものも。

  
奥三界岳

御料局三角点。明治時代の名残か、角がかなり削れている。

奥三界岳

こちらは三等三角点。

奥三界岳

結局奥三界岳には一人。さて、カエル・・・じゃなかった。帰るよ。


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