アルマヤ天

日和田の下り

  
  

継子岳から帰路に着く。しかし膝を痛めているので急な下りはきつい。足下が悪い中急坂を下っていくと、行く手の岩に先ほどの烏が飛んできた。何ともう一羽もついてくる。本当に見送ってくれているのだろうか、自分が岩を通り過ぎるとどこかへ飛び去っていった。目の前、というより足下には日和田高原、開田高原が広がっている。

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    さて、帰るよ!

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    結構急な道を登ってきたんだな。

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    約束どおり見晴らし岩で景色を楽しむ。相変わらず誰もいない。

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    左下に見えるはチャオ御岳スキー場。彼方は乗鞍岳。

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    今度は開田方面を見下ろす。開田高原マイアスキー場がわかるかな?

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    森林限界は石がゴロゴロした沢の横を下っていく。

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    大きな石にはこの先沢を登らないよう、大きな×印が3つも書かれている。

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    ここは北斜面。初夏まで雪渓が残る危険なルートの一つだそうだ。

  • 往きにパスした見晴らし岩に上って見下ろしてみる。ガスが出ていないので視界は良好。開田高原、日和田高原が足下に広がって入るようだ。

    ここからは下るのみ。沢を左手に森林限界を下っていく。低木が茂り始めるとこの景色ともおさらばだ。

    しかし・・・誰一人としていない・・・。


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