能郷白山 ~次に来るのはいつかな~
名残の残雪
思えば能郷白山は木村さんと登山を始めて3回目に登った山で、その後も何度か登っている。特に春先ばかりだけど、ここのところ毎年、いや、1年か2年おきくらいかな。で、振り返って前回いつ登ったかというと、実に5年前だった。そんなに登っていなかったんかな、と思いつつ、休暇をもらっていつものように能郷谷の出発点へと向かう。この時期に遠くから見ると雪がまだ残っているのだけど、今年は暖冬であまり雪が降らなかったこともあり、どこまで装備を持っていったらいいのか迷う。とりあえず軽アイゼンだけは持っていこう。
いつもの能郷谷から出発。今日の登山者はどれくらいだろう。
いつもの通行止ゲートは開いているけどロープが張られている。
ここから登山口まで長い歩き。洗い越しは増水してなさそう。
ここもいつものとおりの能郷白山登山口。この山に登るときはいつもここから。一度温見峠から登ってみたいな。
能郷谷ルートは長丁場だ。頑張っていこう。
最初の沢渡りは橋が架けられていた。
沢を渡ってからは急登。
まだ春山って感じはしないね。
そろそろ新緑の季節。年によっては見事な新緑が楽しめるのだけど、大型連休前はこんなものかな。それにしてもいきなりの急登はきついな。
林道出合に着いた。ようやくスタート地点。
登山口から急登をひたすら登り、林道出合に出る。林道とは言っても車両がここまで上がってくるのは無理だろう。曲がったガードレールは変わっていない。ここから続く登山道にはかつて「能郷白山登山道入口」と根尾村が立てた標識があったけど、今は無くなっている。かつてはここが登山口だったのかもしれない。
ここからも急登は続く。このキツさが能郷谷ルートが避けられる理由だろうね。しばらく頑張って登るとお馴染みのお迎ブナが見えてきた。「久しぶり」と声を掛ける。
林道出合に到着。よくよく見ると、ガードレールの向こうに標識の残骸が見えている。
コイワカガミが春を呼ぶ。
ここからの急登がこれまたきつい。/p>
お迎ブナが見えてきた。5月に入ると周りの木々も緑に色づいてそれは見事な光景だ。ここまで何とか余裕で登ってきている。
帰路は「お見送りブナ」だよね。
樹齢はどのくらいだろう。木としてはまだ若いはず。