ソボ洞・コカシ洞 ~行けなかったところ~
のどかなソボ洞
この季節にキレイなアカヤシオ。自宅にも植えたけど育つかな?
しばらく緩やかな登りの林道を歩いて行く。すると右手にまたまた巡視路の標識が現れた。ここからNo.136の鉄塔に登っていく。こちらは急登ではないのだけど、直登で続いているステップを見るとよくこんなところに巡視路を作ったものだと感心するよ。でも登山道じゃないからね。最短距離で鉄塔にたどり着くように作られたのも納得。
ひと頑張りしてNo.136鉄塔に到着。その奥にひっそりと三角点が埋められている。ここがソボ洞と呼ばれているところ。しかしどうして「洞」なんだろうね?
林道を歩いていくと右手に現れる巡視路の標識。ここからNo.136鉄塔とソボ洞へ。
急ではないのだけど直登だ。
ピークの上に鉄塔が見えてきた。
鉄塔から少し離れたところに三等三角点。
ソボ洞の三等三角点。点名は「日当」と書いて「ひなた」と読む。
三角点から見た鉄塔。天気は抜群に良く、鳥の声が聞こえるだけの静かな山を満喫。
木村さんと登ったときは真冬の曇空。わずかに残る雪の中を登ってきても雑草の中に立っている鉄塔以外何もなかったよね。しかし今日は晴れて遠くまで見える。辺りは草もあまり生えておらず、静かな山頂だ。
しかし、なぜ「~山」や「~岳」じゃなく、「~洞」なんだろうね。「洞」の語源を調べてみると、掘られた所、穴になっている所、開墾された所などからきているそうな。そして地名として全国にも存在し、なんと岐阜県や和歌山県などに多いらしい。ソボ洞やコカシ洞にもその名前の由来があるんだろうね。
No.135が見えている。
こちらは次のNo.137鉄塔。見たところ意外に遠いな。
ソボ洞から再度林道に戻り、次のNo.137鉄塔を目指す。途中で道が別れており、地図で確認すると右へ曲がればいいらしい。しかしちょっと歩いていくと大きく崩れている箇所あり、松の幼木が群生している所ありで、この先大丈夫か?と思わせるほどの状況だったけど、間もなく路面もフラットになり、新緑の中を先へと歩いていく
そして途中で左に下りていくところがあり、目の前がNo.137鉄塔だ。ここからも能郷白山がきれいに見えている。行く手には一際小高いピークにNo.138鉄塔。あそこまでもうちょっと頑張るか。
再度林道へ。
何故か途中はコンクリートの舗装路。
この隠れた標識で林道本線から右手の支線へ。
最初はきれいな路面だったんだけど・・・
いきなり崩れているじゃないか!!!
松の幼木たちが行く手を遮る。
木々の中にNo.137鉄塔が見えてきた。
あれだけ荒れていてこの先大丈夫か?と心配していたのも束の間、間もなく林道は歩きやすい道となっていった。新緑のトンネルの中を歩くのは何とも気持ちがいい。
途中から林道を外れ、No.137に下りていく。
すぐ目の前にNo.137鉄塔だ。
小さなピークに無理やり立たせたようなNo.137鉄塔。そしてその向こうのピークにNo.138鉄塔が見えている。コカシ洞はNo.138からちょっと東に行ったところらしい。