南木曽岳 ~笹との闘い~
何も見えない
今回の最高点、南木曽大神。三角点はここから更に先に行ったところ。
避難小屋を出発し、ちょっと歩いていくと大きな石と祠がある。ここが南木曽大神。ここが標高1,679mで今回の参考の最高点になる。その南木曽大神の対面に見晴台の看板があり、木のハシゴの先に大岩がある。そこに上ってみたのだけど、下界は雲の下。全く何も見えない。ま、これは想定済み。梅雨の季節だからしょうがないか。
実はこの時点でここが山頂かと勘違いしていた(それは18年前も同じ)。実際の山頂、三角点はここからちょっと先に行ったところにある。標高はここよりも低いのだけど、明らかなミス。まあ、また来ればいいか。今度は蘭ルートでね。
すぐ近くに見晴台の看板。
ここの梯子を上っていくと・・・
大きな岩に立ってみる。
見晴台には御嶽見守り地蔵。
見晴台からは手前の木々以外は何も見えず。梅雨とはこんなもんだ。
山頂と勘違いした南木曽大神から避難小屋へ戻る。相変わらずの高湿度の中を下り、避難小屋を通り過ぎて分岐に至る。ここを右折すると女岩と呼ばれる見晴台だ。とは言っても辺りはガスガスで全くもって何も見えない。晴れていれば左に御嶽、右に中アがで~んと見えるはず・・・らしい。
更にここから進むと双耳峰のもう一つの峰、摩利支天に至るのだけど、今回はやめておく。というのもこのガスガスの中、景色も見えないのにピークハントだけはちょっと味気ない。今日は18年前と同じ道を辿る旅。ここらで下山することとしよう。
登ってきた道はこちら。三角点は反対側だ。
避難小屋に戻ってきた。
先ほどの分岐。右側が女岩。
ここから御嶽や中アが見えるらしい。
この先を進むと摩利支天。
見晴台には木のベンチもある。ここでお昼ご飯といきたいところ。しかしいつもの如く時間が早すぎる。もうちょっといい季節にゆっくりと再訪することにしよう。