上谷山～鏡山 ～魔界の藪山～
時間制限
上谷山から薮を掻き分け鏡山へ。
上谷山までかなりの体力と時間を要した。でもってこの先の鏡山はどうしようかと思っていたところ、アッちゃんは行く気満々。しかしこんなコンディションなので時間制限を設け、山頂手前でもタイムリミットの場合は引き返すことにする。
鏡山へは地図に従って緩いアップダウンの尾根を歩いていく。やはり深い雪と薮が行く手を遮って歩きにくい。何よりも指先が痺れてきた。これはちょっとキツいかな・・・と思って目の前のピークに到達。そこが鏡山だった。設けたタイムリミットよりも余裕でたどり着いて一安心。
何とか今日の最終目的地の鏡山に到着。思った以上に雪深かったためかなりしんどかったよ。
ちょっと木々に囲まれて遠くは見渡せない。
さすがにこの先は歩けないな・・・。
鏡山の標高は1,086m。上谷山よりちょっと高い。
こちらは古びた山頂の標識。
今日はピストンなので戻らなくてはならない。ちょっとこの寒さでは食べる気にもならないけど、気合付けにアッちゃんにチョコレートと指先を温めるカイロをもらう。帰路は一度歩いたところなので多少は気が楽だ。フリースの手袋を絞って手を暖めながら上谷山へと戻る。
ちょっと小休止して鏡山から上谷山へ戻る。薮と雪でトレースもはっきりしない箇所も。
かなり奥深いところまで来てしまったようだ。
あそこがさっきまでいた上谷山かな？
木々の間から何とか周辺の山々の写真を撮る。
恐らく遠くに見えるのが姥ヶ岳で、右手前が磯倉から能郷白山。多分ね。
左手前から五蛇池山、真ん中が蕎麦粒山、小蕎麦粒山だと思う。
何とか上谷山まで戻ってきた。こんな状況ではザックを下ろす気にもなれないけど、ちょっと小休止。この後、山頂直下ではまた倒木をクリアしなくてはならない。アッちゃん曰く、「魔界への突入」だ。
上谷山山頂にあるのは二等三角点で、点名は「開田」。
かなり疲れた。上谷山でちょっとだけ休憩。もうちょっと雪が少なかったらなあ。
ここからは能郷白山がキレイに見えるね。しかしあそこも雪深いぞ。
本当に今日は天気が良くて助かったよ。吹雪いてたら悲惨だ。