湧谷山 ~秋でも薮山好きなアッちゃん~
薮を抜けて丁子山
ひたすら薮の急登を登っていく。かなり息が切れてきた。汗もかいてきたけど、上着を脱ぐと一気に体が冷えてしまうので、着たままにしておく。
目的とする稜線にまで登ってきた。と、先を見ると明瞭な踏み跡が続いている。そして踏み跡は眼下にも・・・
あれ? もしかしてここが本ルート? ちょっと先に進むと木に付けられた赤テープも見つかる。となると、ここを辿れば山頂へ行けるだろう。ちょっと安心だ。
落ち葉は滑りやすい。トレースもない急登をひたすら登る。
視界は相変わらずだったけど、わずかに木々の間から山々。
木々の間から周りの山が見えてきた。赤の矢印が天狗山。
天狗山の右奥のピラミダルな山は小津権現山だ。
アッちゃんもかなりしんどそう。目的とする尾根にはもうすぐか。
どうやら尾根に取り付いた。この先は何がある?
恐らく本ルートに合流。目印の赤テープも発見。
今年はスズメバチの被害が多かったそうだね。
道なき道から歩きやすい登山道へ。ちょっとホッとしている自分。
登山道の傾斜はきついけど、先ほどよりは遥かに登りやすいよ。
寒くて乾燥しているので汗はあまりかいていない。
広葉樹林の中を歩く。GPSを見ると山頂まではまだ遠い。とりあえず目の前のピークを目標に頑張っていこう。
本ルートと合流し、歩きやすくなったとはいえ、先のピークに到達するまでまたまた斜度がきつくなってきた。しかしこの尾根に取り付くまでかなり体力を使ったので、疲れるのも仕方がないか。
ようやく登りきったピークの木に標識が取り付けられている。ここは丁子山だ。標高は1011mで、湧谷山の前衛峰といったところかな。ここで小休止して目的地の湧谷山に向かう。アッちゃん曰く、ここからは標高差もさほど無いので時間もあまり掛からないそうだ。
急登はやっぱキツいなあ・・・
あと少しだ。ガンバレ。
アッちゃんはピークが目の前のところまで登った。
自分もようやくピークに到達。疲れたよ。
登りきった所が丁子山。
2箇所に標識が取り付けられている。ほとんど名も聞いたことのない山だ。湧谷山はここから北西の方向に歩いていく。
鹿の親子が「丁」の字を食べている。
裏にはワンコ。なかなか洒落てるね。
キツツキが開けた穴。至るところに見られる。