瓢ヶ岳 ~す~さん真冬の剱岳に登る!?~
今年初の雪山
ここ数年、年明けは瓢ヶ岳に登っているのだが、昨年は一度も登る機会がなかった。久し振りに新年の瓢ヶ岳に登ろうと山に向かったのだが、あいにく登山口は吹雪。このまま雪が積もって車がスタックしてもいけないので早々に撤退を決める。
今年は雪が多い。自宅から見る瓢ヶ岳も厚い雪雲が掛かっていて見えない日が多い。2月の連休も天候がよろしくなく、寒さに負けて自宅に引きこもったまま。そろそろ山に向かわなくてはと思い、す~さんに声を掛けたら近場で緩い山がいいとのこと。それでは瓢にいこうかということで決定。しかしここのところの積雪でふくべの森登山口まで車で上っていけるかが問題。ここは四駆のす~さんにお願いすることにする。
確か三年前の新年の瓢ヶ岳。あまりの雪の多さに林道をひたすら歩き、登山口からはスノーシューを履かなければ埋まってしまうほどだった。そんな心配もあってか、スノーシューやアイゼンを持ってきたけど、登山口の様子を見てスノーシューはおいていくことにする。
す~さんは自ら先陣を切る。登山道には雪が積もっているのだが、固く締まっておりとても歩きやすい。トレースははっきりとしていてコンディションはとても良い。す~さん順調にどんどん先へ進んでいく。アイゼン着けてないので滑って転ばないようにね。
林道は所々に雪があるが無事登山口に到着。四駆じゃないと厳しいね。
登山口にはほとんど雪は無し。ちょっと期待はずれ?
ちょっと進むとやはり積雪。しかし足は埋もれない。
固く締まっているので歩きやすいね。
沢渡りも何のその。滑らないでよ。
ガンガン飛ばすす~さん。汗が吹き出る。
他のルートからの合流地点。ここから植林帯に入る。
植林帯を登っていく。トレースに沿って雪が締まっており、下手すると雪が無い時よりも登りやすいくらい。ちなみに前方の方は私ではありませんぞ。
ルートは植林帯の中へ。この先もトレースがはっきりしており、迷うことはない。それにしても調子がいいのか、す~さんのペースが早い。
そして骨ヶ平に到着。ちょっと小休止して山頂に向かう。す~さんのペースで登ってきたもんだから日は照っていないのに汗だくだ。ここからちょっとキツくなるよ。
尻セードを試みるが全く滑らない。
「ちぇっ!! 駄目か・・・。」とぼとぼ歩き出すす~さん。
一旦登って大きく下り、そこからまた登っていく。ちょっとペースが落ちてきた。
骨ヶ平から登り、大きく下ってまた登る。そして山頂までひたすら登るのだが、す~さんの足が止まるようになってきた。ここにきてちょっとバテが来てしまったのか。瓢ヶ岳は急登ではないが最後の登りがキツいところ。
何とか最後の力を振り絞って奥瓢からの道に合流した。山頂はすぐそこ。よく頑張りました。
たまに足が止まるが、何とか踏ん張るす~さん。
何とか登りきった。山頂はここを右へ。
辺り一面雪。ようやく山頂に到着。