天狗森山 ~久々に春の山~
ひたすら林道歩き
2月に伊吹山に登って以来、山には登っていない。というのも仕事が忙しかったり、最近始めた天体観測が夜遅くまで続き、次の日はどうしても寝坊してしまうから。でも最も山に向かう気持ちになれなかったのは介護のこと。いつかは直面するとは思ってはいたが、いざその時になってみるといかに心が重くなってしまうかがわかる。
それでも何とか一つ一つ処理していくうちに何とか時間もでき、心も前向きになってきた。そろそろ山に行こうかなと思って木村さんたちにメールを送る。同行してもらうのはアッちゃん。そして登る山はこれまたアッちゃん提案の中津川にある天狗森山というとってもマイナーな山だ。自分もアッちゃんから返信が来るまで聞いたこともない山だった。地図で調べてみると、年明けに登った三森山から北東に位置する。
アッちゃんと待ち合わせてコンビニを出発。狭い舗装路を山の中に入っていくと、神社が現れた。ここで自分の車はデポ。アッちゃんの車に乗って更に進むと途中から道は未舗装に。アッちゃん申し訳ない・・・。
ゲートのあることろで路肩に駐車。今日はここから出発だ。
アッちゃんの車で山の中へ。
今日のスタート地点は林道のゲートから。
今日は誰かと出会うだろうか。
ゲートの隙間をくぐって林道を歩き始める。地図を見ると今日は山道よりも林道のほうが長そう。まあ、アッちゃんと一緒だから山の話しながら歩けばいいか。こんなときはソロよりいいね。
出発してから間もなく分岐路。左が目指す天狗森山へ。右はロクロ天井というこれまたマイナーな中津川の山に通じるらしい。それにしてもここら辺はマイナー過ぎる山が多く、職場にいる恵那の人に聞いても大抵知らないと返される。
冬眠から目が覚めたカエルさんに挨拶をして林道を歩き続ける。
天狗森山とロクロ天井の分岐。ここは左へ。どちらへ向かうにもまだまだ林道を歩かなくてはならない。
まだ眠そうなカエルさん。動きがぎこちない。
ひたすら長~い林道は続く。
今日の天気はまあまあ。見上げると伐採の跡。
辺りは新緑というよりも枯れ枝が目立つ。ここの春はまだ遠いようだ。
ゲートから歩くこと約40分。広場の中に小さな建物が見えてきた。手前には焼山への分岐の指導標。建物は林業の作業小屋のようでもあるが、小屋には「慎平休憩所」と書かれた看板が掛かっている。
ちょっと小休止して再出発。
行き先に小広場。その左手に小さな小屋が見えてきた。
ここは焼山との分岐点。
ちょっと寄り道して小屋に向かう。
残念ながら鍵がかかっていて中には入れず。
ここが登山口かと思ったら、まだまだ林道は先に続く。ちょっと狭くて荒れ気味になってきたけど、ジムニークラスなら全然平気な道だ。
休憩所から10分ほど歩くと、今度現れたのは小さな看板。左に道が別れている。ここが天狗森山の登山口。ゲートを出発してから1時間弱林道をひたすら歩いてようやく登山口にたどり着いた。
行く手に小さな看板。ここが天狗森山の登山口。実に1時間近く林道を歩いたことになるけど、新穂高から白出沢まで歩くことを考えればまだマシかな?