三ノ峰~別山

別山登頂

  
  

三ノ峰から一旦下る。目の前には別山が見え隠れしているが、目標がわかりやすい。キレ落ちた谷には相変わらず綺麗な花がたくさん咲きほこっている。苦しいながらもどんどん登っていくと、急に平坦な地形に出た。途中ケルンが積んである。別山平と呼ばれるところで、非常に雰囲気がよい。あまり人もいなく、別世界に来たようだ。相変わらず別山はガスの中に見え隠れしている。

  • 咲きほこる高山植物。色がキレイだね。

  • 別山平に差し掛かる。ケルンの向こうに目指す頂上が見える。

  • 別山平を過ぎると再びきつい登りが始まる。まだまだ登る。


別山平を過ぎると再び山頂に向けて登る。登り切っただろうか、最後は左から巻いていくと別山の標識が立っており、その先には別山神社の祠が見える。ようやく別山頂上に到達した。これまたよく登ったものだとつくづく思う。

来たルートにはほとんどと言っていいほど登山者はいなかったのだが、なぜか山頂には人が多い。どうやら別のルート、市ノ瀬道から登ってきた人たちのようだ。別山から北を見ると、すぐ手前に御舎利山が見え、どんどん登山者が登ってきている。その彼方には白山が一瞬雲から顔を出したが、すぐに隠れてしまった。

時間的には丁度お昼。ここで食事とするが、ちょっと寒い。白山は雲に隠れてしまったので、反対方向に座っておにぎりを腹に入れる。眼下には三ノ峰からの登山道、別山平が見える。先ほど確認はできなかったが、別山平の御手洗池も見えた。しかし眺望を楽しめたのは束の間。急にガスが出て下界はほとんど見えなくなってしまった。まあ十分楽しんだし、帰りも三ノ峰への登り返しを考えると、もう出発した方がいいだろう。盲目の方がサポートと一緒に山頂に到達した。みんなで拍手。いろいろ情報交換をした後下山する。

  • 別山の標識が現れた。山頂はすぐそこ。

  • 別山神社の祠が見えている。遂に銚子ヶ峰から見た別山に到達した。

  • 別山神社。白山系は御前ヶ峰、大汝峰、別山が「白山三山」として信仰の山になっているようだ。

  • 標高は2,399m。きつかった割には標高はさほど無い。

  • 恒例の三角点撮影。ここにもあった。

  • 市ノ瀬道からの御舎利山が見える。その向こうはかろうじて一瞬見えた白山。

  • 登ってきた登山道が眼下に見える。なるほど、別山平と呼ばれるほど「平」になっており、御手洗池も確認できる。この後ガスに隠れてしまった。

  • 東側には白水湖が見える。あそこの先から平瀬道を登って御前ヶ峰まで登ったんだよね。

  • 帰りは三ノ峰への登り返しがしんどいだろう。往きで思った以上に時間がかかったので、早々に下山する。

山頂はこんな感じ。ほとんどの人が市ノ瀬道から来たようだ。


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