六本桧からもきつい登りが続く。男女のパーティーが追いついてきた。男性の方はかなりの荷物だったので何処まで行くのか尋ねたら、今日中に別山から白山室堂を目指すそうである。しかし三ノ峰はまだまだ先。右手に剣ヶ岩が見えてきた。眼前の山が三ノ峰なのか?
さすが白山系の山。登山道を進んで気づいたのは、雰囲気が三方崩山にそっくりなのである。それなりにきついが、山頂に近づくにつれて綺麗な色とりどりの高山植物が姿を見せ始めた。これがなければ今回はちょっときつかった。
三ノ峰に近づくにつれ、花を携えた高山植物が至る所に見え始めた。これだけの花を見たのは初めて。
あれが三ノ峰か?天気は良くなってきたが、相変わらずのキツイ登り。
どうやらこちらが三ノ峰のようだった。なかなか近づいてこない。
目の前の山を登り切ったが、登山道はそのまま続いている。三ノ峰は遙かその先か。確か避難小屋があるはずだが、その姿すら見えない。花たちに元気づけられ先を進む。
突然、赤茶色の避難小屋が目の前に現れた。ようやく三ノ峰避難小屋に到着した。いやーきつかった・・・。しかし登り始めのことを考えるとよくここまで登ったものだ。南方からはガスが上ってきており、銚子ヶ峰は真っ白で見えない。三ノ峰山頂はここからちょっと登ったところのようだ。
十分休憩を取り、三ノ峰山頂に向かう。山頂では若者二人が休んでいた。彼らは今日はここまでのようだ。北には別山が顔を出している。ここまで来たのだから何とか行ってみるか。
三ノ峰避難小屋。ここで宿泊して白山系を縦走する人は多いようだ。
しばしここで小休止。とにかくここまでキツイ登りだった。
ここを登り切ったところが三ノ峰山頂。写真ではわからないが、色とりどりの花がとてもキレイ。
三ノ峰山頂。狭いが、それなりに腰を下ろして休むことができる。
銚子ヶ峰側はガスが出てほとんど見えない。
三ノ峰からは別山が見える。あそこまで行ってみるか。