鎗ヶ先

鎗ヶ先 ~初めて雪無し~

初めて雪が無い

  

今年後半はなんだかんだでなかなか山に行けず、いつの間にかクリスマスも過ぎてしまった。今年の仕事納めは月曜日。いっぱい残っている年次有給休暇取得促進のため、月曜日は休んでいいことに。天気も曇りで雨か雪の心配は無さそう。

この時期は揖斐の鎗ヶ先に登っているが、前回登ったのが昨年の2月。深い雪を楽しみにアッちゃんとアタックしたわけだが、雪は少なくて多少拍子抜け。今シーズンは更に行きは少なく、というか、殆ど無い。伊吹山がアイゼン無しで登ることができるように、今シーズンの冬はやはり暖冬のようだ。
これまで鎗ヶ先は4回登ったが、いずれも雪の中。初めて登った時はあまりの雪の多さに心が折れて山頂まで辿りつけなかったほど。ほぼ一年後にす~さんと登った時もす~さんが雪の中に崩れてしまった。それから考えると今回は雪がほとんど無い中を登ることになるのかもしれない。でもこれまでのことを考えると雪が無い鎗ヶ先も登ったことがないので、時間があるときに登ってみようかということで、一人旧春日村に向かう。
いつもなら国見岳スキー場に向かうミニバンやSUVに煽られるのだが、スキー場には雪が無いので向かう車もいない。そしていつもの閑窓寺前から出発。例年この先は除雪がしていないので車で入っていくことは無理なのだが、今回は全く雪が無いので竹薮の登山口まで車で入っていけそうだ。

  
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いつもの如くスタートは閑窓寺前から。

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本当に雪が無いが、防寒対策はしておこう。

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竹薮の登山口。ここまで車が入ってこられそう。

  
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堰堤を渡っていく。この先はどうなっているんだろ?

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落ち葉で滑りやすい急坂を登っていく。

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造林地の看板に到着。いつもなら静かな雪山なのだが・・・。


  

冬、というよりは紅葉が終わった初冬の山だ。足元には落ち葉が敷き詰められていて歩きにくい。しかし景色が違うとちょっとは新鮮味も感じてしまう。こうやって見ると尾根に沿ってルートが続いていくのがよく分かる。
造林地の看板を過ぎた辺りから急登の始まり。まずは体力を使う第一弾だ。ここを登り切ると中瀬からのルートに合流。いつもは雪に隠れて見えていなかった境界杭がある。
そして次の急登が始まる。思えばす~さんが悪戦苦闘して最後は崩れながらも登り切った急登だ。そんな所も雪が無い中ではあっという間。

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中瀬道との合流地点。境界杭があるね。

  
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これは・・・食用可か毒持ちか?

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頭上に幅20cmくらいの巨大なものも。

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す~さんが難儀した急登も雪がなければあっという間。しかし急なだけあって足はパンパン。よく雪に埋もれながらも登ったもんだなあ。


  

ここからも尾根沿いのルートは続いている。初めて訪れた時はここで心が折れてしまった。そして主稜線に出る最後の急登に差し掛かる。所々岩が露出しているところもあり、慎重に登っていく。ここは雪があるときは最も危険な箇所。最後はヒノキ林の中を汗だくになりながら登っていく。

主稜線に出ると山頂までは緩やかな登り。やはり周囲が明るくなると元気になるね。雪に埋もれると難儀する主稜線歩きも今回は楽ちん。山頂はすぐそこだ。

  
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最初はここで引き返したんだね。

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ルートは尾根伝いに一旦緩やかに。

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最後の急登で一頑張り。岩が露出している箇所は通常は何でもない岩場だが、雪が積もっている時は注意して登らないと大変危険。

  
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主稜線に出た。あとは緩やかに登るだけ。

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お、どうやら山頂のようだ。雪がないとやはり早い。


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