簗谷山

簗谷山 ~安心してください、生きてますよ。~

寒いのか暖かいのか

  

ようやく仕事も落ち着いたと思ったら既に12月も半分過ぎたと同時に今年もあと10日余。貴重な土日は朝寝坊したいところだけど、このままダラダラしていたらダメ。週末は天気が良さそうということで近くの里山の簗谷山に登ることにする。しかし早起きが何ともキツい。
実はこの簗谷山、「お山のフリーペーパーPO!」の発行人さんが秋に行くと誘ってくれていたのだが、何やかんやで登ることができなかった山。夏はヒルが出るし、秋は紅葉でごった返し。登るのには今が最適か。金山の道の駅から金山湖の馬瀬大橋を渡り、更に山の中へ。簗谷林道をひたすら上っていく。これだけでも標高稼げるね。しかしこの時期になると雪が降って登山口まで車で上がっていくのは難しいだろう。暖冬が幸いした。

  

登山口の小さな駐車スペースには案の定誰もいない。ここから山頂へは南尾根ルートとブナの木ルートがあるが、往きは南尾根、帰りはブナの木と歩いていく予定だ。
準備も整い、登山口から石段を登ると左手に野鳥観察用のあずま屋がある。すぐ先には南尾根ルートとブナの木ルートの分岐。指導標に従って左へ行こうと・・・あれ? 何か忘れているような・・・。
そうだ、鈴を忘れていた。暖冬だけあって雪の気配もなし。ここのところ冷え込んで入るが、熊が冬ごもりに入ってしまったというとちょっと自信がない。念のため鈴を取りに車まで戻る。

簗谷山

登山口は林道の終点。紅葉の時期には駐車スペースも一杯だとか。

  
簗谷山

山頂へのルートを示した看板。これで十分。

簗谷山

ここが登山口。誰もいない静かな山の中だ。今日は登り2時間弱見ておけばいいだろう。

  
簗谷山

最初は石段を上がっていく。この先左手にあずま屋。

簗谷山

すぐに現れる指導標。南尾根ルートは左へ。

簗谷山

踏み跡ははっきり。迷うことはない。


  
簗谷山

鈴を付けて再出発。今日はノンビリ行こう。

気を取り直して再出発。先ほどの指導標を左へと進む。今日は寒くもなく暑くもない絶好の天気のようだ。あたりの木々はすっかり葉を落としている。足元は落ち葉のじゅうたん。実はこの時期の里山の雰囲気は大好きだ。
ルートは急登があるわけでもなく、ジグザグに登っていく。薮も枯れてしまったので木々の間を直登したくなるのだが、変な踏み跡を付けてはいけない。ルートに沿ってどんどん登っていく。ここは危険箇所がさほど見当たらないので、初心者がソロできてもよさそうだ。しかしさっきから獣の気配が半端ない。恐らくどこかから見ているだろうか。
登り、平坦を繰り返し、しばらくすると指導標が見えてきた。「子鹿の涙」と書かれている小さな滝に到着。滝の横には大山祇神が祀られている。

  
簗谷山

いい雰囲気の山だ。木々が枯れて見通しがいい。

簗谷山

高度が上がる。今日の天気はバッチリ。

簗谷山

青空を目指してぐんぐん登る。

  
簗谷山

日陰に入ると足元には霜柱。

簗谷山

お、指導標が見えてきた。

簗谷山

滝の横にはつらら。明け方はかなり冷え込むようだ。

  
簗谷山

子鹿の涙と呼ばれる小さな滝に到着。いい休憩スポットだが、ここまでかなりゆっくり登ってきたので休憩することなく先に進む。

簗谷山

本当に「涙」のような小さな滝。疲れたら休憩していこうね。


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