黒部五郎岳 ~じぇじぇじぇじぇ~ ~
裏銀から日の出
やっぱり北ノ俣への登りはきつい。ようやく稜線に辿り着く。ちょうど水晶岳から日が昇る時だった。ちょっと雲が出ているが、うまい具合に朝日が顔を出している。この高度でこの時間なのにほとんど寒さも感じない。
右手にはこれから登る北ノ俣岳、そしてその向こうに目的地の黒部五郎岳だ。左手は薬師岳と少し頭を出している剱岳。
黒部五郎岳の左手奥には今月初めにいくはずだった槍ヶ岳と穂高に続く稜線。景色を楽しみながら北ノ俣岳山頂を目指す。
ようやく辿り着いた稜線。ちょうど日が出たところだ。北は朝日に照らされる薬師岳。きつかったな~。
目の前には北ノ俣岳山頂。黒部五郎岳まで遠いぞ。
今日の御嶽ははっきりと見えている。
薬師岳の向こうには剱岳。思った以上に雲が厚いか?
槍ヶ岳から穂高へ向かう稜線。歩きたかったな。
眼下には赤木沢。あそこを歩く人もいるそうだが・・・。
ここから見ると日の出は水晶岳から。雲も出ているが、景色を遮ることはない。
北ノ俣岳山頂より薬師岳。雲が出ているが、剱岳もしっかりと見えている。
北ノ俣岳山頂はすぐだ。ちょっと登っただけでも景色は違う。
ここから続く稜線の先には黒部五郎岳。そして先ほどは北ノ俣岳に隠れて見えなかった笠ヶ岳と乗鞍岳が見えている。遠くには表銀座の大天井岳だ。写真を拡大して見えている手前の低い山は硫黄岳かな?
それにしても素晴らしい景色だ。動画を撮ってみたが、先に避難小屋を出発していた高齢四人組がベラベラ五月蠅い。彼らが出発した後で静かな山の景色を再度撮影。やっぱ山は静かな方がいい。
稜線を辿っていくと黒部五郎岳。あそこまで行くぞ。
笠ヶ岳の向こうには乗鞍、御嶽と続く。
乗鞍岳と御嶽。黒部五郎岳から見てみたい。
笠ももう一度登らなきゃ。
鑓の右手は大喰岳、中岳。その手前の稜線は双六岳だ。
大天井岳が見えている。その手前は硫黄岳?
北ノ俣岳からの夜明け。ちょうど水晶岳(黒岳)から日が昇るんだね。
そしてこちらは山頂西側。ガスに覆われた有峰湖が幻想的だ。
休憩は十分。そろそろ歩かないと体が冷えてしまう。さほど時間は気にせず、休憩ポイントでしっかりと休憩することが長時間歩き続けるコツなんだな。登山始めて十年も経つのに未だこんなこと思ってる。
ここからはアップダウンを繰り返して中俣乗越へ下り、そこから黒部五郎岳の肩まで300mの標高差の登り。先は長いけど頑張っていこう。
日が昇るとすぐに雲に隠れてしまった。ここで再度パノラマ。裏銀の稜線がよく見えている。